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都市のデザイン “きわだつ"から“おさまる"へ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学芸出版社/ |
発売年月日 | 2002/08/30 |
JAN | 9784761522926 |
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
読んでいて、それぞれの論者のまじめな姿勢が感じられる点。 つまらないことを先に書いておくと、照明デザインとときどきいわれるが、これだけエネルギー危機になると、自給自足型のエネルギー開発でないと、あまりはでにつかえないかなと思う。 自分が読んでいて、勉強不足だったなと思...
読んでいて、それぞれの論者のまじめな姿勢が感じられる点。 つまらないことを先に書いておくと、照明デザインとときどきいわれるが、これだけエネルギー危機になると、自給自足型のエネルギー開発でないと、あまりはでにつかえないかなと思う。 自分が読んでいて、勉強不足だったなと思うのは、オープンスペース論。 土田先生は、新宿副都心の特定街区でつくったオープンスペースのあまり利用されていない状態を指摘している。あそこはビル風がすごいし、おもしろい店舗もあまりないのが、オープンスペースにもっと商業利用とかいれたらいい。たしか、東京都は総合設計でそんな条例か条件をつけてしょぼしょぼ利用されているが、自由につかわせたらいいのではないか。 あまり酷い利用だけ是正するぐらいの寛容性と民間への信頼がないとおもしろい利用がはじまらないような気がする。それともビルオーナーにそんな気がないのかな。 宮前先生、井口先生も同じくオープンスペースの議論をしているが、ヨーロッパの広場と違い、日本の気候にあわせて、土と緑と花がある空間が個人的には好き。ただし、先生方は、「植物虐待」とっているような街路樹の極端な剪定が、住民の掃除がめんどくさいという話からきているので、頭が痛い。 何か、開発の最初から緑の管理ルールを入れるとか、街路樹を植えるときには、勝手にうえるのではなく、地元の勉強会などを通じて、地元が希望する、そのかわり管理もするといった手続をとるとか、工夫が必要だと思う。 公物管理法の世界とは別に、民法の世界で、オープンスペースを一体的に管理する協定制度を設けたらいいのかもしれない。このあたりは自分の得意分野なので考えてみる。
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