ほんとうの社会力 あなたの『力』を知る、伸ばす、楽しむ

辻秀一(著者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP社/日経BP出版センター
• 発売年月日: 2002/07/30
• JAN: 9784822242893

商品レビュー

2019/05/31

大前みどり　ブログ

●11月分

『Consider This...: Questions That Make You Think』　Barbara Ann Kipfer
『4,000 Questions for Getting to Know Anyone and Everyone』　Barbara Ann Kipfer
『Self Meditating』　Barbara Ann Kipfer
『8,789 Words of Wisdom』　Barbara Ann Kipfer
『1001 Ways to Live in the Moment: How to Find Joy in the World Around You』　Barbara Ann Kipfer
『1325 Buddhist Ways to Be Happy』　Barbara Ann Kipfer
『仕事に活かす集中力のつくり方―“辻メソッド”でフローに集中する人生を獲得する』辻 秀一
『ほんとうの社会力―あなたの『力』を知る、伸ばす、楽しむ』　辻 秀一
『リ・クリエイティブ表現術―発想‐チューニング‐書き方』津田 広志
『生のアート』　津田 広志
『センスある日本語表現のために―語感とは何か』　中村 明
『悪文―裏返し文章読本』　中村 明
『日常を変える!クリエイティヴ・アクション』　プラクティカネットワーク
『practica〈2〉アート×セラピー潮流』関 則雄,井上 リサ,三脇 康生,フィルムアート社編集部
『気持ちが伝わる声の出し方』　絹川 友梨
『ワークショップリーダーへの道―インプロゲーム』　絹川 友梨
『漫才入門 ウケる笑いの作り方、ぜんぶ教えます』　元祖爆笑王
『考えないヒント―アイデアはこうして生まれる』　小山 薫堂
『人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない』小山 薫堂
『はじめて部下をもつあなたへ』　レビックグローバル(著), 泉一也(監修)
『ニッポンには対話がない』　北川達夫　平田オリザ
『SQ 生きかたの知能指数』　ダニエル ゴールマン
『心を研ぐ フロニーモスたち―イノベーションを導く人』武田 修三郎
『女脳 ひらめきと勝負強さの秘密』茂木 健一郎, 矢内 理絵子
『落語論』　堀井憲一郎
『職場は感情で変わる』　高橋克徳
『ワークショップ―新しい学びと創造の場』　中野 民夫
『タイム・シフティング』　ステファン・レクトシャッフェン
『比叡山・千日回峯行 酒井雄哉画賛集』　酒井 雄哉,寺田 みのる
『「神道」のこころ』　葉室 頼昭
『感じて動く』　佐渡 裕, 辻 秀一

●12月分
『働く人の喜びを生み出す会社』　日本能率協会
『日本流』　松岡正剛
『「ツイッター」でビジネスが変わる！』　ジョエル・コム
『マンガ 神道入門―日本の歴史に生きる八百万の神々』　白取 春彦
『マンガ 般若心経入門―仏の智慧と慈悲の教え』　白取 春彦
『5つのチベット体操──若さの泉・決定版』　ピーター・ケルダー
『仕事力が倍増する“ゆる体操”超基本9メソッド―「身体経営術」入門』　高岡 英夫
『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』　ローズ・ローズトゥリー
『感動をつくれますか?』　久石 譲
『宇宙の根っこにつながる瞑想法』　天外 伺朗
『般若心経の科学―「276文字」の中に、「21世紀の科学」を見た』　天外 伺朗
『リンゴが教えてくれたこと』　木村 秋則
『究極の旅―禅の十牛図を語る』　バグワン・シュリ・ラジニーシ
『インナー・ジャーニー―内なる旅』　OSHO
『クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック』　ロバート・パイク
『たましいのこと―十牛図で考える人生』　松村 潔
『十牛図入門―「新しい自分」への道』　横山 紘一
『プライマル・マネジメント』　ポール・ハー

2011/10/23

「生きる力」って学校の指導のコンセプトになって久しいですね。
しかし、あまり「それって何？」という議論を学校とも親子の間でもしていなかったきがします。

　スポーツを通じてはぐくまれる、内発的動機を「生きる力」＝「社会力」として、具体的な成長のモデルが書かれています。

　昔のスポーツのモデルは、「外発的動機」の成長モデル。つまり、我慢、苦難、誰かにほめられたい、叩かれたくないから「成果」を出すモデル。

　本当の社会力は、真に楽しいことをもとめるには、苦しいことも楽しく感じる、そしてその向こう側の楽しいことを求めることに気づき、自己の成長に喜びを感じること。

　自分の状況を、人と比べることなく静かに受け入れ、今を大切にする。事によって、内発的動機により生きること。

　スポーツをテーマに、技術、体力ではなく、もう一つの大切な構成要素の「心」の鍛え方に注目している名著です。