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ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜
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ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜

マーガレット・ワイス(著者), トレイシーヒックマン(著者), 安田均(訳者)

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ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー/エンターブレイン
発売年月日 2002/05/08
JAN 9784757708426

ドラゴンランス(1)

¥220

商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2022/11/17

 この本は、 ・テーブルトークRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(通称D&D、一九七四)の ・派生作品?ルールバージョン?のひとつである『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の ・世界観を基に書かれたファンタジー小説シリーズ(一九八四〜) ・にしてエピック・...

 この本は、 ・テーブルトークRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(通称D&D、一九七四)の ・派生作品?ルールバージョン?のひとつである『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の ・世界観を基に書かれたファンタジー小説シリーズ(一九八四〜) ・にしてエピック・ファンタジー小説ブームの火付け役とも言われる作品 ・の第一作、の前半、の新訳版(二〇〇二) ということになるらしい。  ファンタジーといってもいろいろだが、私にとって馴染み深いのは、ひとつはおとぎ話や児童文学のたぐい。本やディズニーアニメで出会ったものが多い。もうひとつはドラクエ。いわゆる「剣と魔法のファンタジー」でしょうか。昔はドラクエがファンタジーだなんて意識はしていなかったけど。  ディズニーもドラクエもずっと好きで満足していたことの裏返しか、物語でもゲームでも、美麗な感じの大人でリアルでダークなファンタジーはなんだか怖くて長らく苦手意識がある。この本も、その好みの基準でいうと明らかに苦手なタイプ(ゴメンナサイ…)という印象ではあるのだが、ブク友のたださんのレビューを読んで、ちょっと挑戦してみたい気持ちになった。色々理由はあるが、最も大きかったのは、テーブルトークRPGへの飢えかもしれない(これまで三回ほど遊んだことがあり、とてもとても楽しかったのだが、仲間と時間と環境の都合がつかず、ずっとできていない)。  読んでみて感じたのは、やっぱり冒険ってハードだなということ。レベルあげまくって高い武器や防具やたくさんの薬草を買っていけば、「たたかう」「たたかう」で勝てるよ、なんていう簡単な話じゃない!一挙手一投足が常に命懸け!魔法使いも、魔法一つ唱えるのにどんだけ体力消耗することか!このサバイバル感は、片手で足りるほどのテーブルトークRPGプレイ経験でも醍醐味と感じた魅力でもあった。あーまたやりたい。  人間、エルフ、ドワーフなどのいろんな種族が互いに異なる特性を活かしながら助け合うのも良い。こういうときどうしても私の脳裏に浮かぶのは『スター・ウォーズ』で(内容的に近そうなロードオブザリングは見たことがない)、髭のハーフ・エルフは髭のユアン・マクレガーだったり、レイストリンはダークサイドに落ちかかってるアナキンだったり、どぶドワーフの王はナブーの水中で暮らすグンガン人の王だったり…といったイメージを重ねて読んだ。  ハードでシリアスな展開で読み疲れてしまったのも事実だが、何はともあれ、大好きだったドラクエを始めとするRPGの原点たる作品に、読書という形で触れることができて本当に良かった。D&Dについては大学生のころモノの本で読み存在は知っていたが、二年前の二〇二〇年、『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか』(通称『いかアサ』、みずき書林、二〇一九)という真面目げで楽しげなサブカル本の中で再会した。当時のブクログレビューにも書いたが、私と「中世ヨーロッパ風ファンタジー」とを繋いでいたのは、D&Dよ君だったのか!とわかり、もっとよく知りたかったのだ。というわけで、出会いに感謝です。

Posted by ブクログ

2022/05/31

私は帰ってきた 美しきクリンの世界へ ということで死ぬ前に読み返すことを決意したドラゴンランスシリーズ一冊目です 世界を震撼させたファンタジーの名作中の名作ですが今や絶版となっておりまして ひと通り揃っている県立図書館に感謝感謝の再読スタートです 知ってる人は知っていますがAD...

私は帰ってきた 美しきクリンの世界へ ということで死ぬ前に読み返すことを決意したドラゴンランスシリーズ一冊目です 世界を震撼させたファンタジーの名作中の名作ですが今や絶版となっておりまして ひと通り揃っている県立図書館に感謝感謝の再読スタートです 知ってる人は知っていますがAD&Dというゲームが元になっている(こちらも夢中になりました)ため普通のファンタジー小説とはちょっと成り立ちが違うんですよね とにかく旅の仲間たちが良いんですよ 特に自分はもうとにかく赤ローブの魔術師レイストリンが大好き!  導入部のため比較的おとなしめの第一巻ですが、それでも見どころたくさんでおっもしろいんだな〜 図書館派の方で近くの図書館にある方は是非とも読んでほしいなぁ〜 ※古い本で絶版なので取り扱い注意です!

Posted by ブクログ

2017/08/07

 中学生か高校生の頃に非常に楽しく読んだ、ファンタジー小説。読みながらあの頃のワクワクした感じを思い出した。そして、途中のちょっとしたフレーズに、このフレーズは読んだことがある、と思い出すところがいくつもあったのも驚きだった。もっと本格的な「指輪物語」に比べると、俗っぽい感じもす...

 中学生か高校生の頃に非常に楽しく読んだ、ファンタジー小説。読みながらあの頃のワクワクした感じを思い出した。そして、途中のちょっとしたフレーズに、このフレーズは読んだことがある、と思い出すところがいくつもあったのも驚きだった。もっと本格的な「指輪物語」に比べると、俗っぽい感じもするが、それでもそのぶん読みやすく、純粋に楽しむことができる。

Posted by ブクログ

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