ドラゴンランス(1) の商品レビュー
この本は、 ・テーブルトークRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(通称D&D、一九七四)の ・派生作品?ルールバージョン?のひとつである『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の ・世界観を基に書かれたファンタジー小説シリーズ(一九八四〜) ・にしてエピック・...
この本は、 ・テーブルトークRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(通称D&D、一九七四)の ・派生作品?ルールバージョン?のひとつである『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の ・世界観を基に書かれたファンタジー小説シリーズ(一九八四〜) ・にしてエピック・ファンタジー小説ブームの火付け役とも言われる作品 ・の第一作、の前半、の新訳版(二〇〇二) ということになるらしい。 ファンタジーといってもいろいろだが、私にとって馴染み深いのは、ひとつはおとぎ話や児童文学のたぐい。本やディズニーアニメで出会ったものが多い。もうひとつはドラクエ。いわゆる「剣と魔法のファンタジー」でしょうか。昔はドラクエがファンタジーだなんて意識はしていなかったけど。 ディズニーもドラクエもずっと好きで満足していたことの裏返しか、物語でもゲームでも、美麗な感じの大人でリアルでダークなファンタジーはなんだか怖くて長らく苦手意識がある。この本も、その好みの基準でいうと明らかに苦手なタイプ(ゴメンナサイ…)という印象ではあるのだが、ブク友のたださんのレビューを読んで、ちょっと挑戦してみたい気持ちになった。色々理由はあるが、最も大きかったのは、テーブルトークRPGへの飢えかもしれない(これまで三回ほど遊んだことがあり、とてもとても楽しかったのだが、仲間と時間と環境の都合がつかず、ずっとできていない)。 読んでみて感じたのは、やっぱり冒険ってハードだなということ。レベルあげまくって高い武器や防具やたくさんの薬草を買っていけば、「たたかう」「たたかう」で勝てるよ、なんていう簡単な話じゃない!一挙手一投足が常に命懸け!魔法使いも、魔法一つ唱えるのにどんだけ体力消耗することか!このサバイバル感は、片手で足りるほどのテーブルトークRPGプレイ経験でも醍醐味と感じた魅力でもあった。あーまたやりたい。 人間、エルフ、ドワーフなどのいろんな種族が互いに異なる特性を活かしながら助け合うのも良い。こういうときどうしても私の脳裏に浮かぶのは『スター・ウォーズ』で(内容的に近そうなロードオブザリングは見たことがない)、髭のハーフ・エルフは髭のユアン・マクレガーだったり、レイストリンはダークサイドに落ちかかってるアナキンだったり、どぶドワーフの王はナブーの水中で暮らすグンガン人の王だったり…といったイメージを重ねて読んだ。 ハードでシリアスな展開で読み疲れてしまったのも事実だが、何はともあれ、大好きだったドラクエを始めとするRPGの原点たる作品に、読書という形で触れることができて本当に良かった。D&Dについては大学生のころモノの本で読み存在は知っていたが、二年前の二〇二〇年、『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか』(通称『いかアサ』、みずき書林、二〇一九)という真面目げで楽しげなサブカル本の中で再会した。当時のブクログレビューにも書いたが、私と「中世ヨーロッパ風ファンタジー」とを繋いでいたのは、D&Dよ君だったのか!とわかり、もっとよく知りたかったのだ。というわけで、出会いに感謝です。
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私は帰ってきた 美しきクリンの世界へ ということで死ぬ前に読み返すことを決意したドラゴンランスシリーズ一冊目です 世界を震撼させたファンタジーの名作中の名作ですが今や絶版となっておりまして ひと通り揃っている県立図書館に感謝感謝の再読スタートです 知ってる人は知っていますがAD...
私は帰ってきた 美しきクリンの世界へ ということで死ぬ前に読み返すことを決意したドラゴンランスシリーズ一冊目です 世界を震撼させたファンタジーの名作中の名作ですが今や絶版となっておりまして ひと通り揃っている県立図書館に感謝感謝の再読スタートです 知ってる人は知っていますがAD&Dというゲームが元になっている(こちらも夢中になりました)ため普通のファンタジー小説とはちょっと成り立ちが違うんですよね とにかく旅の仲間たちが良いんですよ 特に自分はもうとにかく赤ローブの魔術師レイストリンが大好き! 導入部のため比較的おとなしめの第一巻ですが、それでも見どころたくさんでおっもしろいんだな〜 図書館派の方で近くの図書館にある方は是非とも読んでほしいなぁ〜 ※古い本で絶版なので取り扱い注意です!
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中学生か高校生の頃に非常に楽しく読んだ、ファンタジー小説。読みながらあの頃のワクワクした感じを思い出した。そして、途中のちょっとしたフレーズに、このフレーズは読んだことがある、と思い出すところがいくつもあったのも驚きだった。もっと本格的な「指輪物語」に比べると、俗っぽい感じもす...
中学生か高校生の頃に非常に楽しく読んだ、ファンタジー小説。読みながらあの頃のワクワクした感じを思い出した。そして、途中のちょっとしたフレーズに、このフレーズは読んだことがある、と思い出すところがいくつもあったのも驚きだった。もっと本格的な「指輪物語」に比べると、俗っぽい感じもするが、それでもそのぶん読みやすく、純粋に楽しむことができる。
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名作。 危機的状況の切り抜け方、その独創性に驚くばかり。 それでいて、状況、動機が無理なく自然とそうなるのだ。 それだけでも楽しいのに、 登場人物たちの葛藤がそれぞれ素晴らしい。 好きにならずにはいられない。 押し付けがましくキャラ立ちなんてせずとも、 ここには地に足ついた“...
名作。 危機的状況の切り抜け方、その独創性に驚くばかり。 それでいて、状況、動機が無理なく自然とそうなるのだ。 それだけでも楽しいのに、 登場人物たちの葛藤がそれぞれ素晴らしい。 好きにならずにはいられない。 押し付けがましくキャラ立ちなんてせずとも、 ここには地に足ついた“本物の人間”がいる。
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ホビット、指輪好きとしては前説からしてテンションが上がって仕方がない。 しかし、読み始めてもテンポがイマイチ乗らない。 小説として冗長な記述(表現ではなく!!!)が随所に見られ、まるでリプレイの冗長な描写を見ているような気分になった。 かと思うと、場面転換はブツ切りである。 と...
ホビット、指輪好きとしては前説からしてテンションが上がって仕方がない。 しかし、読み始めてもテンポがイマイチ乗らない。 小説として冗長な記述(表現ではなく!!!)が随所に見られ、まるでリプレイの冗長な描写を見ているような気分になった。 かと思うと、場面転換はブツ切りである。 と、いうのが一巻を読んでの感想なんだけれども、二巻、三巻と進むにつれ多少マシになっているし、四巻あたりで気にならなくなりました。 書き進めるにつれて著者の腕が上がってる。
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ずっと読みたかったのに絶版になっていたシリーズを、地元の図書館で見つけた。その一冊目。 ストーリーは文句なしに面白い! 個性的なキャラクター達はそれぞれ魅力的で、どの人物にもどこか共感できる部分がある。 特に、キャラモン、レイストリンの双子の複雑な関係、レイストリンの謎めいた姿か...
ずっと読みたかったのに絶版になっていたシリーズを、地元の図書館で見つけた。その一冊目。 ストーリーは文句なしに面白い! 個性的なキャラクター達はそれぞれ魅力的で、どの人物にもどこか共感できる部分がある。 特に、キャラモン、レイストリンの双子の複雑な関係、レイストリンの謎めいた姿からは目をはなせない。 個人的には、翻訳の文がところどころあまり好みでないのが残念。
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再読。骨太なハイ・ファンタジー。パーティーの人数がかなり多く、ハーフ・エルフ、ドワーフ、人間と、多種に飛んでいる。しかもほとんどが大人で、とても主人公とは言えないような人物ばかり。しかし、読んでいてハラハラドキドキさせてくれる。大人向けファンタジー。
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図書館で見つけて 何気なく読んだらハマってしまった 旅の仲間たちの個性がそれぞれ出ていて、共感する 生きているうちに出会えて良かった
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レイストーーーー!!俺だーーー!結婚してくれーーーーッ!!! 3巻まで読了。古本で買えないかなあと古本屋巡りをしています。 すっごく面白い!ドワーフ、エルフ、ハーフエルフ、ケンダー(まあホビット)が出てくる時点で最高っつーか、そこにドラゴンが加わるとなりゃあもう。 D&Dの世...
レイストーーーー!!俺だーーー!結婚してくれーーーーッ!!! 3巻まで読了。古本で買えないかなあと古本屋巡りをしています。 すっごく面白い!ドワーフ、エルフ、ハーフエルフ、ケンダー(まあホビット)が出てくる時点で最高っつーか、そこにドラゴンが加わるとなりゃあもう。 D&Dの世界観を使った小説なんだったっけ。でも冒険ファンタジー小説としてとても楽しめます。 正直ハリー・ポッターシリーズより好き。子供に読んでほしい本だなあ。
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大好きなファンタジー小説。 D&Dの設定を元に話が作られている 人物や物語背景の把握に時間が取られるかもしれないが、熱くもさせてくれるし泣ける場面もある。
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