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メイ・サートン(著者), 中村輝子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2002/04/19
JAN 9784622048640

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2023/04/10

傷を負って、少しずつ光が差し、かと思えば後戻りしてまた絶望する。人が回復するまでにたどる道すじが日記の中で表現されている。固有名詞が多く読み取りづらいところもあったが、それでも普遍的なことは伝わってきた。 才能があり、たくさんの人たちに囲まれていても、人生の冬は訪れる。いてつく寒...

傷を負って、少しずつ光が差し、かと思えば後戻りしてまた絶望する。人が回復するまでにたどる道すじが日記の中で表現されている。固有名詞が多く読み取りづらいところもあったが、それでも普遍的なことは伝わってきた。 才能があり、たくさんの人たちに囲まれていても、人生の冬は訪れる。いてつく寒さに立ち向かわなければならないとき、今までにその人が経験してきたこと、その人の中に降り積もってきたものが生きてくるように思った。

Posted by ブクログ

2014/01/28

メイ・サートンの66歳から67歳までの日記。たった1年間に愛する家族との別離、乳癌の手術、作品の酷評、鬱状態などに見舞われる。そんな中でメイは友人との交流や、動物・草花との触れ合い、読書などに癒しを得る。だがそれ以上に大きな喜びであったのは、渇きを訴える人々へ自らを差し出す事だっ...

メイ・サートンの66歳から67歳までの日記。たった1年間に愛する家族との別離、乳癌の手術、作品の酷評、鬱状態などに見舞われる。そんな中でメイは友人との交流や、動物・草花との触れ合い、読書などに癒しを得る。だがそれ以上に大きな喜びであったのは、渇きを訴える人々へ自らを差し出す事だったようだ。日記は痛みを持つ人々への真摯な眼差しに満ちており、時に与えすぎて葛藤しながらも、日々の出来事を風のように受け入れ自分を取り戻す姿に深く胸を打たれた。長い旅をしたような読書体験であった。

Posted by ブクログ

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