耳のこり

ナンシー関(著者)

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞社/
• 発売年月日: 2002/05/05
• JAN: 9784022577412

商品レビュー

2022/10/05

当時のことをじわじわ思い出しながら楽しく読了。少ない文字数なのに切れ味鋭く、それでいて微妙なニュアンスについての丁寧な説明と自分の立場を明確にすることもやってのけつつ、リズム良く小気味良くスルスルと読ませるすごい文章。お一人ずつ味のある消ゴム版画と共に歯に衣着せぬ感じで切っていくのであるが、ここを切れば余計な臓器を傷付けずに患部だけ切れますよという風に見事に無駄なく綺麗に切って効き目バッチリの毒をひと塗り。不純物なしの良く効く毒で、書かれた方も苦しまず眠るように、品良く成仏できそう。若くして亡くなってしまい、本当に残念です。

2014/06/15

2014/6/15
ロフトでやってたナンシー関展に行ったので。
私は結構頻繁に思う。
「今ナンシー関が生きてたらなんて言うかなぁ」
聞いてみたいけど聞けないから過去の著書を読むしかないんだよね。
今の松本人志ってどうですか？
いいとも終わったよ？
フジテレビデモはどう思う？
私が死んだ時、天国で新作を読みたいのでちゃんと書きためといてください。
お願いします。

2013/03/15

この年は木村さんの結婚の事が大きかったんだな、とか色々と思い出す。
今だったら　このアイドルの大量養殖、ＣＤ販売法、口パクなどなど、どんな風に語っていたんだろう。