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細川ガラシャ夫人 三浦綾子小説選集7
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 主婦の友社/角川書店 |
発売年月日 | 2001/06/01 |
JAN | 9784072301258 |
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細川ガラシャ夫人
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
明智光秀の家臣でありひそかに玉子に思いを寄せていた初之助の想いが一切玉子に伝わらなかった。そういう関係性好き 個人的な推しは、玉子はもちろん、佳代と煕子 戦いでの殺し合いとか疑い合いが教科書で触れるよりもずっとそれぞれの家長の覚悟とか愛が関わっているのね。裏切っていないか推し量る...
明智光秀の家臣でありひそかに玉子に思いを寄せていた初之助の想いが一切玉子に伝わらなかった。そういう関係性好き 個人的な推しは、玉子はもちろん、佳代と煕子 戦いでの殺し合いとか疑い合いが教科書で触れるよりもずっとそれぞれの家長の覚悟とか愛が関わっているのね。裏切っていないか推し量るために、嫌疑のある武将の家族を主君へ差し出すっていう制度が地獄すぎる。あの場面で玉子を人質に出していれば...!ってなった 細川忠興の玉子への愛し方は異常とか狂気的だなって思ってて、最初はここまで愛してくれる夫はこの時代そうそういないし、幸せだなーって感じていたんだけど、 玉子が忠興に信仰を告白した時、侍女の鼻と耳をそぎ落とすエピとか朝餉に髪の毛が混入していたから厨当番?の首を玉子にあげたエピとか、愛とか関係なく愛した人以外への心の傾け方どうなってんの笑 明智光秀にしろ石田三成にしろ悪者ポジションだと思われる人って、語り手が誰の臣下なのかによってかなり本人の印象変わるよなー。今回は明智光秀の娘目線だったから明智光秀については家族思いの忠義固いお父さんっていう印象だし、人質を差し出せと言った石田三成は間接的に玉子を殺した最悪な人の印象。 反対に、「関ケ原」の映画を見た時は、島左近とか大谷刑部とか三成の家臣目線とかだったからこんなに忠義を尽くした人だったんだ!感激!って思ってた私笑 氷点の時も、キリスト教の根本の原罪について深く書いてあって、この細川ガラシャ夫人でも人が生まれながらにして持つ罪についていろいろ問答してたな。三浦綾子さんの考えをもっと知りたいと思った。
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「三日天下」の明智光秀の娘 玉子の一生。 人の幸せって、自分の気持ちに正直あることなのか、生きながらえることなのか、愛する人が喜ぶことをすることなのか、いろいろ考えちゃう作品です。
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