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塚本邦雄全集(第15巻) 評論
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商品詳細
内容紹介 | 内容:評論 8:百句燦燦. 雪月花. 珠玉百歌仙. 解題 北嶋廣敏,堀越洋一郎著 |
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販売会社/発売会社 | ゆまに書房/ |
発売年月日 | 2001/04/25 |
JAN | 9784897145488 |
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塚本邦雄全集(第15巻)
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商品レビュー
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本書の構成は「百句燦燦」「雪月花」「珠玉百歌仙」の三部立て。戦後現代俳句に綺羅星の名句を百選して評する曰く「現代俳諧頌」。新古今の代表三歌人、藤原良経・藤原家隆・藤原定家の歌各百首を選び、そのうち各五十首に翻案詩歌を付しつつ評釈する「雪月花」。斉明天皇より森鴎外まで1300年の広大な歌の森から選びぬいた112名300余首を鑑賞する詞華アンソロジー「珠玉百歌仙」。 「百句燦燦」の冒頭に掲げられた句は 金雀枝(エニシダ)や基督(キリスト)に抱かると思へ 石田波郷 抱かれるのが厩の嬰児イエスであれ十字架下ピエタのイエスであれ、抱く者はつねに聖母マリアであった。この作品の不可解な魅力はまず抱かれる者の位相の倒錯と抱く者の遁走消滅に由縁する。と、この言葉の錬金術師は紡いでゆく。
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