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読むクラシック 音楽と私の風景 集英社新書
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読むクラシック 音楽と私の風景 集英社新書

佐伯一麦(著者)

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読むクラシック 音楽と私の風景 集英社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/10/16
JAN 9784087201116

読むクラシック

¥220

商品レビュー

2.8

4件のお客様レビュー

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2021/07/05

たまたま巡り合った本。好きな佐伯一麦さんにこんな本もあったのか。 出てくる音楽をスマホで聞きながら読む。それぞれが短い文章なので冒頭1分半ほど聞く。次々に聞く。あとでまとめてゆっくり聞きたい。

Posted by ブクログ

2019/11/01

私小説作家である著者が、これまでの人生のなかでどのようにクラシック音楽に出会い、日々の暮らしのなかでどのようにクラシックを聴いているのかを書き綴ったエッセイです。 本書のなかで著者は、ルナールの『にんじん』や『博物誌』、フィリップの『小さな町にて』などの作品に触れ、「日本にはど...

私小説作家である著者が、これまでの人生のなかでどのようにクラシック音楽に出会い、日々の暮らしのなかでどのようにクラシックを聴いているのかを書き綴ったエッセイです。 本書のなかで著者は、ルナールの『にんじん』や『博物誌』、フィリップの『小さな町にて』などの作品に触れ、「日本にはどうして彼らのような小さなものに通暁した作家による作品が生まれないのだろう、とかねがね私は思ってきた」と述懐しています。著者の私小説作品である『みずうみ』(中公文庫)では、そうした著者の思いを反映しているのか、東北地方に暮らす著者とその妻の日々の暮らしが、身近な鳥や自然の事物についての細やかな観察眼にもとづく描写とともに綴られていますが、本書はそれとおなじ手法で著者の暮らしがクラシックとともにあることがえがかれた作品だということもできそうです。 クラシックの入門書でもクラシック批評ではなく、エッセイあるいは著者の他の私小説作品と並べて読まれるべき本だという印象です。

Posted by ブクログ

2010/02/06

「読むクラシック」 著者 佐伯一麦  出版 集英社新書 p218より引用 “音楽を聴くことは祈りでもある。” 小説家である著者が、 人生で触れたクラシック音楽に対する想いを、 書き綴った一冊。 全部で48曲について書かれています。 普段あまりクラシックに興味を持っていない...

「読むクラシック」 著者 佐伯一麦  出版 集英社新書 p218より引用 “音楽を聴くことは祈りでもある。” 小説家である著者が、 人生で触れたクラシック音楽に対する想いを、 書き綴った一冊。 全部で48曲について書かれています。 普段あまりクラシックに興味を持っていない私が読んでも、 頭の中に曲が流れてこない為、 作者の想いを共有する事が出来ませんでした。 上記の引用は、 作者が今は会う事が出来なくなった、 姉との思い出に対しての一文。 思い出を記憶に止めて置く音楽の力は偉大であると、 音楽の価値を再認識する一冊だと思います。 クラシックを頭の中で再生できる位の方は、 この本だけでも。 普段聞かない方は、 この中で紹介されている曲を聴きながら読めば、 著者の想いを共有しやすいのではないでしょうか。 しかしやはりクラシック好きな方に。

Posted by ブクログ

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