- 中古
- 書籍
- 書籍
幸福の原理 「無い」ことのゆたかさを見つめ直す15章
定価 ¥1,650
385円 定価より1,265円(76%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大和書房/ |
発売年月日 | 2001/02/01 |
JAN | 9784479011323 |
- 書籍
- 書籍
幸福の原理
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
幸福の原理
¥385
在庫なし
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
副題に 「『無い』ことのゆたかさを見つめ直す」 とあるが たしかに無とか空とか 持たないことの意味をこれほど 丁寧に書いた書物はないと思う なぜ無が大事なのか。 大事だとしても納得いくのか。 何も無くて不安にならないのか。 なぜ無が幸福につながるのか P31にある大岡昇平の『...
副題に 「『無い』ことのゆたかさを見つめ直す」 とあるが たしかに無とか空とか 持たないことの意味をこれほど 丁寧に書いた書物はないと思う なぜ無が大事なのか。 大事だとしても納得いくのか。 何も無くて不安にならないのか。 なぜ無が幸福につながるのか P31にある大岡昇平の『武蔵野夫人』の話など 無と沈黙を関連付けるのも新鮮だった P30 ものを感じたり 考えたりするためには 何もしない閑の時がいる P88 無になった心にこそ 神が宿る ----------------- 経済成長への疑問など 断捨離に先駆けて 現在でも課題であると思う 無と経済成長の関連も新鮮だ P139のガーデニングなど 庭をごてごてさせることへの 疑問も面白い。この関連付けもいい。 P140 空間を物を持って満たすという思想 そのものが東洋の伝統的感覚に反する ------------------- そして特にこの本で 心に刻まれたのは P138 生きるためにそんなものが必要か、 なくてはいきられないものか という指摘。今後もこの 《生きてゆく上で必要か》 というという問いかけをしていこうと思う -------------- さらにダグラス・ラミスの思想 P211 物を少しずつ減らして その代わり 物がなくても平気な人間になる 「機械を減らして道具を増やす」 この考え方も心に刻もうと思う ------------------- 道元が『正法眼蔵』で言っていた 時間の観念についても なんだか少し理解できるような記述があった。 P216 永遠とは、遠い過去から未来へ 棒のようにつづく時間ではなく 絶対の今、時を超越した今だ 僕らは何の疑問も持たず この「棒のような」時間軸の 観念の上で生活している。 昨日の後に今日。今日の後に明日と。 でも「今ココ二」を生きることで その時間軸から解放されて 自由になる つまり「持つ」生き方は 時間軸に生きることを無理強いされる P215 所有に重きを置く生き方、持つ生き方では 人は過去に縛られる。 金、土地、名声、社会的地位、知識、 子供、記憶など 人はつねに 「私が私であったところのものである」 すなわち過去によって規定され、 しばられ、それを離れることができない。 人は社会に拘束され、時間に拘束される。 カレンダーや暦の時、過ぎ去っていく時、 永遠の過去から今をへつながる時間の中から 出ることができない。 それでは真の自由は得られないのだ 無がエネルギーになる」理由が理解出来た。 僕は家の中の 目につく所にあるカレンダー、時計を外した。 目覚ましも朝4時半に一度鳴ったら 5分後になるリピートボタンでなく 止めることにした。 自分の体内時計に従うことが自然なんだと思う ここで理解できた
Posted by
現代の日本人は不要な物ばかり買っている。「湿気の多い気候の中では床は木地そのままか、タタミだけがいいのに、その上に安物のカーペットなど敷き詰めるのでダニの発生源を作っている。」カーペットによって掃除機が必要となる。 なるほど。文化は気候にあった中で発達してきたのだ。 私が興味深...
現代の日本人は不要な物ばかり買っている。「湿気の多い気候の中では床は木地そのままか、タタミだけがいいのに、その上に安物のカーペットなど敷き詰めるのでダニの発生源を作っている。」カーペットによって掃除機が必要となる。 なるほど。文化は気候にあった中で発達してきたのだ。 私が興味深いと思った点 ・「不要な物は企業が作り出した」 ・ケータイ産業は若者達の時間を奪うことで誇大した ・インターネットへの批判(私は時代遅れだと思う) ・テレビへの批判 ・24時間営業の不自然さ
Posted by