魔界レストラン 怪談レストラン15

松谷みよ子(著者)

• 販売会社／発売会社: 童心社/
• 発売年月日: 2001/01/22
• JAN: 9784494004942

商品レビュー

2023/12/30

魔界に行くには？夕方が多い気がします。まぁ、今となっては神隠しとか存在しませんが。。。昔は神隠しがあったそうです。実際は誘拐とかだったりして

2012/06/13

魔界と言うより、ほぼ天狗ものなので、日本昔話っぽい感じが。
まぁ確かに『魔界』ではありますが、どうも違う気がします。

とはいえ、こういう状態になったらお断りしたいのは
やはり釘さしの狩り、ですね。
そういう終わりなき状態にもなりたくないですし
眠って次に進みたいです。
ところで、教えてくれた猟師は、一体誰に刺したのでしょう？

2010/09/21

この世と、本の少しだけずれた世界。
神隠しは、そんな世界に迷い込んだり、引きずりこまれたりした時に起こる。
この世と似て非なる、別世界。
魔界。

猟師の父親のお話が印象深いかな。
お父さんは、子どもに気付いてもらうまで、どんな気持ちで猟を手伝っていたのだろう。
まじないの効果で無理矢理手伝わされたとは言え、子どものためならと、ある程度積極的に手伝っていたのだろうか。
お父さんも、少し伸びた子どもと過ごせる時間を、楽しんでいたのならいいなと思うのだけど。

子どもたちの好きな本といえば外せないのが怪談。
学年、男女を問わず人気でしたね。
この怪談レストランシリーズは、アニメ化された直後から爆発的な人気を見せました。
それまではあまり注目されなかったのですけど。

内容が、他の学校の怪談系の本などと違い、各地の民話なんかを元にしているので、子どもたちには少し遠い存在だったのですよね。
アニメ化をきっかけに、それがぐっと近づいたのでしょう。

松谷みよこさん責任編集で、内容もかなり安定しているので、先生や司書などの大人からの評価も他の怪談に比べ高めのシリーズです。