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キング・ラット BOOK PLUS
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アーティストハウス/角川書店 |
発売年月日 | 2001/02/09 |
JAN | 9784048973106 |
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キング・ラット
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
◆はじめに◆ 去年あたりから、アーティストハウスってとこと角川が手を組んで、 BookPlusって、ちょっと気取った海外現代文学の翻訳書シリーズをだしてます。 少し厚手の紙をつかって、新書よりちょっと大きめのこのシリーズ。 さしずめ日本版ペーパーバックといったところですが、 その...
◆はじめに◆ 去年あたりから、アーティストハウスってとこと角川が手を組んで、 BookPlusって、ちょっと気取った海外現代文学の翻訳書シリーズをだしてます。 少し厚手の紙をつかって、新書よりちょっと大きめのこのシリーズ。 さしずめ日本版ペーパーバックといったところですが、 その第一弾として去年の頭あたりに何冊か出た中の一冊がこのKING RAT。 ◆ストーリー◆ ドラムンベース(音楽の一種ね)を愛し、ロンドンに住む若者サウル。 ある日突然、彼の父親が殺され、その容疑者として逮捕されてしまう。 警察署の独房に入れられた彼のもとに、忍び込んできたのは異臭を漂わす汚れた男。 サウルを警察から連れ出した彼は、サウルの伯父だといい、鼠たちの王KING RATと名乗った。 そして、サウルの命を狙う恐るべき敵の存在を告げる。 それは、700年前ハーメルンの街で鼠たちと子供たちを葬り去った、あの笛男… ロンドンの裏側で、ドラムンベースのビートにのって繰り広げられる、サウルと笛吹き男の戦い。 決着は如何に!? ◆感想◆ 軽快なリズムであっというまに読めてまいます。 鼠男と笛男の戦いって、アイデアがいいね。 文脈から作者のドラムンベースに対する愛が伝わってきます。
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童話の登場人物が、現代のロンドンで人知れず死闘を繰り広げるという、何だかニール・ゲイマンが書きそうなお話。そこそこ面白く読めました。ドラムンベースが物語の要素になっていて、GoldieとかLTJブケムとか懐かしい名前が出てきます。
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“Un Lun Dun”のチャイナ・ミエヴィルの処女作。シュールでグロテスクなロンドンで出会う、ハーメルンの笛吹きとネズミの闘い。笛吹きのフルートに乱舞する人間とネズミと蜘蛛たち。この作品はまるで日本のアニメのようだと評されたとか。たしかに、“Un Lun Dun”の世界です。
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