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この百年の課題 朝日選書672
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この百年の課題 朝日選書672

鶴見俊輔(著者), 筑紫哲也(著者), 中島梓(著者), 日高六郎(著者), 加藤典洋(著者), 西島建男(編者)

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この百年の課題 朝日選書672

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2001/03/25
JAN 9784022597724

この百年の課題

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2024/06/25

朝日選書 「この百年の課題」 20世紀に積み残された課題をテーマとした論談集。戦後の論客は アンガージュマンと言うべきか、時代に背負わされた使命感を感じる 日高六郎 加藤典洋 梁石日 は 戦争責任や国家主義を問う内容。加害者意識の低さを20世紀に積み残された課題とし...

朝日選書 「この百年の課題」 20世紀に積み残された課題をテーマとした論談集。戦後の論客は アンガージュマンと言うべきか、時代に背負わされた使命感を感じる 日高六郎 加藤典洋 梁石日 は 戦争責任や国家主義を問う内容。加害者意識の低さを20世紀に積み残された課題としている。20年前の論考だが、今も同じ意見なのだろうか 瀬島龍三 の話に驚いた〜日米開戦を避けるために 中国撤兵のための首脳会談をアメリカに打診したが、返事がこなかったらしい 筑紫哲也 「インタネットジャーナリズムは、噂やスキャンダルといった裏をとらないものが流れやすい〜ジャーナリズムの仕事は 真実を伝えること、権力を監視すること」 明石康 「どんな人間の心にも神と悪魔の両方が住んでいて、どちらがでてくるかは、きっかけによる〜人間性は、本質的にもろいもの」は名言 中島梓 (栗本薫) コミュニケーション *インターネットは、使っている側にとっては一つの方向だけからの伝達であり〜何のコミニケーションもない 「私たちはどういう形で生き延びてもいいわけで、いま、私たちがこうならなくてはならないと思っている理想は、前の時代のもの」 日高六郎 戦争責任 加害者意識の弱さ *ヨーロッパと比較すると、戦争の終わり方が違う〜戦争が終わったとき、敗戦国では断絶が起こるが、日本では〜国体の護持〜により新しい政治勢力が起きなかった *日本人の国家主義は、天皇のための国家主義〜日本人でなければ 疎外するもの 加藤典洋 日本人 *起点の汚れを直視できれば、戦後の日本人は正統性をもてる *自国の戦死者を否定しないことを通じて、他国の戦死者の前に謝罪する *起点が汚れていても、誤りでも、押しつけでも、それを回避しなかったら、自分たちの正統性も作れる 瀬島龍三 戦争論 「人間の価値は その人の固有の素質である。学歴や貧富はいっさい関係ない〜階級は 組織を維持運営するための手段にすぎない」 いいだもも 社会主義 「国内においても世界においても、多民族は共生しなければ生きていけない、一国も世界も多文化、多宗教、多価値でなければいけない」 渡辺格 生命科学 「2050年 百億人時代〜人類が不自然に肥大化した〜弱肉強食になるのか、今の私たちの豊かさを犠牲にして うまく共存するのか〜そうした問題に立ち会わなければならない」 梅棹忠夫 情報化 コンニャク情報論〜情報はコンニャクに似て、それで得するものだけでなく、感覚器官で受け止められ、脳内を通過することで器官を緊張させ活発にさせる役割がある

Posted by ブクログ

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