- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
- 1227-01-03
ミラノ霧の風景 須賀敦子コレクション 白水Uブックス1057エッセイの小径
定価 ¥1,100
550円 定価より550円(50%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:8/23(日)~8/28(金)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
8/23(日)~8/28(金)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2001/11/25 |
| JAN | 9784560073575 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
8/23(日)~8/28(金)
- 書籍
- 新書
ミラノ霧の風景
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ミラノ霧の風景
¥550
在庫あり
商品レビュー
4
32件のお客様レビュー
出てくる人たち一人一人、作者の愛情に包まれた視線で描かれていて、「会ってみたいな」とも思わせてくれる。 イタリアって、意外かもしれないんですがとっても生真面目で、社会主義寄りの人がかなり多いんです。 (イタリアは何に関しても両極端な面が多いですけどね) 私も良くわかるんですが、外...
出てくる人たち一人一人、作者の愛情に包まれた視線で描かれていて、「会ってみたいな」とも思わせてくれる。 イタリアって、意外かもしれないんですがとっても生真面目で、社会主義寄りの人がかなり多いんです。 (イタリアは何に関しても両極端な面が多いですけどね) 私も良くわかるんですが、外国人はどんなにがんばったって入っていけない一線があります。 でも、だからこそ私たち外国人は外から冷静に見つめる余裕があると私は思うんですが、彼女はそれに長けていたのではないでしょうか。 続き https://wp.me/pgG1ce-3id
Posted by 
何年か前に読書会の課題図書になって、 その読書会が気に入っていたので、読み始めた本。 だけど、自分がなんの思い入れもない外国の風景を読まされるのって苦痛だなぁと、タイトルからしてなんだか鼻につくなぁなどと失礼なことを思っていた。 ところが、初めのエピソードを読み終えた時、突然...
何年か前に読書会の課題図書になって、 その読書会が気に入っていたので、読み始めた本。 だけど、自分がなんの思い入れもない外国の風景を読まされるのって苦痛だなぁと、タイトルからしてなんだか鼻につくなぁなどと失礼なことを思っていた。 ところが、初めのエピソードを読み終えた時、突然、胸元をするどいナイフで刺されたような強い印象に襲われた。え急に?!なんじゃこりゃと思った。これは全部読むべき!と。 その読書会から、 つまり読み始めてから、もう2、3年ほど経つと思う。時にはまったく読めず、ずつと放置していた。(読書をする気持ちになれない期間がよくあるのだ。) 昨年秋も、読むのを再開してまた止まった。読んだのは、ガッティのくだり。 ちょうど(現実の私の)父の病気が進行して、数日おきには病院に行っていた頃。仕事も神経を使う状態で神経が参っていたところだったので、気を紛らわそうとしていたのだ。ところが、ガッティのくだり。私は涙が止まらなくなった。 すごく印象的で何故か1番好きなエピソードだけれど、体力気力がなく、またしばらく中断...。 そしてここ数ヶ月再び再開。ちょびちょび読んで、そう数年の後、読み終わったのだ。 数年前からは仕事が2度も(!!)変わり、まともなボスの下で働けるようになり、父は施設に入った。もう話せないほど悪化したが、それはそれで落ち着いた。 今思えば、須賀敦子の文章は、私の頭が正気でも(笑) とても読みにくいと、気付いた。一文が長くて、主語への修飾が多くて、固有名詞も多くて、何についての何が書かれているか、読んでいるうちにわからなくなってしまう(私がバカなだけなんだけど。) だけど、それをぐっとこらえて読むだけの価値がある。 ガッティの晩年に泣き、現実と非現実との境が曖昧なベネツィアを肌で感じた。何よりたくさんの人々との関わりの後味が残りすぎる。素敵な関わりでも陰が匂い、ふと変わってしまった状況に切なさを味わった。 あとがきにもとても共感した。 初めは鼻につくなどと思っていたが、読み進めると、なんとも嫌味のない、作者の素直さのような、その人柄を感じる飾り気のない文章だった。 毎回、読んだあとは、作者自身や印象的な人々のことを想像して、その余韻を味合わせてもらっていた。 私には読書筋肉が必要な作品だった。 自分では選ばなかっただろう本だから、余計大変だったけど、だからこそ読んでよかった良かった。 この数年の自分と一緒に歩んできた感。 数年前はまったく想像していなかったけど、今、イタリアに本社がある会社で働いているのも不思議な縁。イタリアに特に興味もなかったのに。 いやはや読み終わった。感慨深い。
Posted by 
須賀敦子『ミラノ霧の風景』を読んで 「イタリアに行く前に読んだ方がいいよ」と勧められて手に取ったエッセイです。 須賀敦子さんの事はそれまで存じ上げていませんでした。 私は、来春に初めてイタリアへ一週間ほどの予定で行くつもりです。定年になったら一生に一度イタリアへ行ってみたいと...
須賀敦子『ミラノ霧の風景』を読んで 「イタリアに行く前に読んだ方がいいよ」と勧められて手に取ったエッセイです。 須賀敦子さんの事はそれまで存じ上げていませんでした。 私は、来春に初めてイタリアへ一週間ほどの予定で行くつもりです。定年になったら一生に一度イタリアへ行ってみたいと思っていました。 ずっと貯めていたANAのマイルが貯まったので、まだ片道分ですが、体が動くうちにと思って、片道だけマイルで予約が取れました。 帰りは早めに安い便を押さえて実行することにしました。 観光も楽しみですが、Airbnbでローマ旧市街のアパートを借りて滞在します。 何かと不便はあるかと思いますが、出来るだけ暮らすような旅をしたいと思います。 イタリア野菜などをスーパーで買ってきて調理したり、オーナーさんの家でのんびり過ごしたいと思っています。 そんなわけで、まだだいぶ先の計画ですが、少しづつ準備と思って 須賀敦子さんに行きつきました。須賀さんには沢山の著作とかイタリア文学の翻訳本があるそうですが、 まずは、『ミラノ霧の風景』を何日かかけて全部読みました。彼女が62歳の時のデビュー作とのことです。 この本で女流文学賞をいきなり受賞したと、解説の大庭みな子さんの後書で知りました。 『ミラノ霧の風景』の中では、印象的なイタリア人と彼女の交友が無駄のない文面で綴られています。 私にも懐かしくなるようなイタリア人の知り合いが、何人も出来たような気持ちになりました。 須賀さんが暮したのは、1953年から1966年にかけてのミラノはじめイタリア各地でした。 20代後半に一人神戸港から旅立って、船便で40日をかけてジェノワに降り立ったとあります。 読んだ私は、イタリアの地理も歴史も、まして本の中に登場するイタリア人の有名な詩人の名前も知りません。 しかし、須賀さんが若い時に出会って、今はもういなくなってしまったイタリアの無名の人たちが、まるで今一緒に過ごしているように鮮明に描かれています。私が20代の頃の学生時代に一緒に過ごして今はもう会えない、大切な思い出として胸にしまっている人達と同じ気持ちになりました。 この本のイタリアは、今から60年以上も前のイタリア社会なので、きっと来年訪れるイタリアの現在の姿はだいぶ変わってしまっていることでしょう。1950年代と言えば日本と同じように第二次世界大戦に敗れてまだ間もない頃のことです。独裁政治に反対してレジスタンスした市民社会がまだ活発に活動していました。須賀さんはそこで知り合った人と結婚しますが、その後、ご主人は若くして亡くなっています。 社会が徐々に変貌していき、親しかった人も年老いたり、去っていく様子が描かれています。 今年の春はミラノ・コルティナ冬季オリンピックで華やかな祭典をみました。またイタリアのメロー二首相のニュースを目にする機会もありました。 須賀敦子さんが描いてくれたイタリア社会の変化を、来年自分の目で少しでも感じてみたい。そしてローマの古い石畳を歩きながら、須賀さんが描いた小道の面影を見つけられたらーーそんな楽しみと宿題が、この一冊を読み終えた私に残りました。 (2026-07-09読了)
Posted by 