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白洲正子全集(第5巻) かくれ里・ものを創る・エッセイ1971-1973
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商品詳細
内容紹介 | 内容:かくれ里. ものを創る. エッセイ 1971-1973 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2001/11/10 |
JAN | 9784106466052 |
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白洲正子全集(第5巻)
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『かくれ里』(1971年、新潮社)および『ものを創る』(1973年、読売新聞社)のほか、1971年から73年にかけて書かれたエッセイを収録しています。 『かくれ里』は、近畿を中心とする紀行文集です。冒頭の箇所で著者は、「これから私が書くものには、……秘境と呼ぶほど人里離れた山奥...
『かくれ里』(1971年、新潮社)および『ものを創る』(1973年、読売新聞社)のほか、1971年から73年にかけて書かれたエッセイを収録しています。 『かくれ里』は、近畿を中心とする紀行文集です。冒頭の箇所で著者は、「これから私が書くものには、……秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそれた所に、今でも「かくれ里」の名にふさわしいような、ひっそりとした真空地帯があり、そういう所を歩くのが、私は好きなのである」と述べています。「観光ブーム」によって秘所名跡が元来の趣をうしなっていくことを嘆く著者は、そうしたブームの光があたらない名所を発見し、その魅力を文章につづっています。 著者の訪れた1970年ごろから半世紀を経たいまでは、大きく変化してしまったところも多いと思われます。そうした意味でも、日本の固有信仰の原型をさぐろうとするまなざしをもった著者の記録は、固有信仰という枠組みそのものを問いなおそうとする問題意識こそじゅうぶんに見られないとはいえ、民俗学に興味のある読者にとってはおもしろく読めるのではないかと思います。 『ものを創る』は、絵画や陶芸、能の名人たちがとりあげられています。著者の能の師であった梅若実のほか、北大路魯山人や青山二郎、細川護立など、著者のエッセイではおなじみの人物も名を連ねています。
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