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模倣犯(下)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2001/04/20 |
| JAN | 9784093792653 |
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模倣犯(下)
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商品レビュー
4.1
300件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わるのに非常に体力が必要だったが、それに見合うだけの内容だった。 読者だけが全体像を理解しているので、途中途中に登場人物の行動にもどかしさを感じるも、犯人に迫っていく過程や遺族の心理(特にラスト間際のこれまで気丈に振舞っていた有馬義男が悲嘆する場面)、犯行、犯人が他人をコントロールしようとする描写は、フィクションとは思えず、憤りや悲しみ、胸糞悪さややるせなさを感じた。 作中で「残された者が、自分で自分を殺すんだ」とあり、登場した遺族の心境を的確に表す、すごく悲しい言葉だと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『模倣犯』読了レビュー(ネタバレあり) 私の読書歴の中でも、間違いなく最高傑作に近い一冊だった。 一般的なミステリーのように「犯人は誰なのか」を追う作品ではなく、比較的早い段階で犯人が明らかになる。それでもページをめくる手が止まらない。むしろ「この先どうなるんだろう」という期待感がどんどん膨らみ、長編であることをまったく苦に感じなかった。 宮部みゆきの文章は、何気ない一言や言葉の選び方にまで意味が宿っているようで、一つひとつの会話に引き込まれる。複数の登場人物の視点で物語が進む構成も見事だった。それぞれの立場や価値観が丁寧に描かれ、一つの事件がさまざまな人々の人生にどれほど大きな影響を与えるのかが伝わってくる。 特に印象的だったのは、犯人である「ピース」こと網川浩一の視点が終盤まで描かれないこと。そして最後まで、彼の本当の動機や心情が語られないことだ。普通なら説明されそうな部分をあえて描かないことで、不気味さと得体の知れなさが最後まで残り続ける。この演出は本当に見事だった。 さらに驚かされたのは、この圧倒的な長編をほとんど破綻なくまとめ上げていること。これだけ多くの登場人物や出来事を扱いながら、糸のほつれを感じさせない構成力には圧巻の一言しかない。 もちろん、「長すぎる」「読後感がすっきりしない」という感想があるのも理解できる。しかし私にとっては、その長ささえ作品の魅力だった。「この先に何が待っているのか」とソワソワしながら読み進める時間そのものが、この作品最大の面白さだったと思う。 世の中には「少し退屈だけど、この先で大きな展開があるかもしれない」と期待して読み進めた結果、結局ありきたりな終わり方で残念な気持ちになる作品もある。しかし『模倣犯』にはそれが一切なかった。読み進める時間そのものが面白く、その期待を最後まで裏切らない作品だった。 これほどの作品に出会えたことに、心から感謝したい。 主な登場人物 網川浩一(ピース):連続誘拐殺人事件を操る首謀者。 栗橋浩美(ヒロミ):ピースに従い殺人を実行する共犯者。 高井和明(カズ):浩美に利用され、事件に巻き込まれた幼なじみ。 高井由美子:兄・和明を信じ続ける妹。 有馬義男:被害者・鞠子の祖父で、物語の精神的支柱。 前畑滋子:事件を追い続けるルポライター。 武上悦郎:事件の真相を追うベテラン刑事。 古川鞠子:事件最初の被害者となった女子高生
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ついに読み終わりました。 この大長編を読みきった達成感とこの物語の素晴らしさに余韻が,,,, 前畑滋子の「目には目を歯には歯を」この言葉の重みが読んだ瞬間鳥肌が立ち、犯人に対して「やっちゃえー」と応援したくなりました。 どんな風に犯人捕まるのか、どのタイミングで全てが白日の元に晒...
ついに読み終わりました。 この大長編を読みきった達成感とこの物語の素晴らしさに余韻が,,,, 前畑滋子の「目には目を歯には歯を」この言葉の重みが読んだ瞬間鳥肌が立ち、犯人に対して「やっちゃえー」と応援したくなりました。 どんな風に犯人捕まるのか、どのタイミングで全てが白日の元に晒されるか、最後まで犯人のペースでイライラしましたが読んで良かったです。 近々、この本をオススメしてくれたBook Cafeへ報告に行こうと思います。
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