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自分を育てる 健康・不健康にはランクがある
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 三五館/ |
| 発売年月日 | 2001/11/22 |
| JAN | 9784883202379 |
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自分を育てる
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
特段問題なく健康体だと思っていた著者が、米国のアーユルヴェーダの施設に1週間滞在したのちに、「高次の健康」を味わったことから書かれた本。 健康と不健康の2つの概念ではなく、ハイレベルな健康、普通の健康、病気一歩手前の健康、病気の状態と、身体と健康についてグラデーションで考えよう...
特段問題なく健康体だと思っていた著者が、米国のアーユルヴェーダの施設に1週間滞在したのちに、「高次の健康」を味わったことから書かれた本。 健康と不健康の2つの概念ではなく、ハイレベルな健康、普通の健康、病気一歩手前の健康、病気の状態と、身体と健康についてグラデーションで考えようと説いている。 ただ、大元の文章が書かれたのは1993年で、それを大幅に加筆してこの本が出版されたの2001年。 非常に古い本のためか、腹八分にしよう、寝る前は空腹になって寝よう、決まった時間に寝て起きようなど、当たり前すぎることが書かれている。 そのため、具体的に役立つ健康メソッドが書かれているわけではない。 ただ、身体との向き合い方を考える上では興味深いことが述べられている。 健康になるために生活を整えることは「我慢すること」ではなく、「心地良いこと」を追い求めたら自然と健康になる、というのだ。 食べ過ぎると胃が重い、違和感がある、など、普段見落としそうな不調にきちんと向き合うこと。 腹八分にしてみると、最初は物足りないと思っても翌日に身体が軽く感じる、食後眠くならない、などの心地よいサインがある。 その心地よさを見いだして、我慢するのではなく心地良いから腹八分にしようと思えるのがいい身体作りである、という。 つまり、全体的には身体の感覚に意識を向けて、心地よいことを追求しよう、という話である。 当時はあまり知られていなかっただろうが、いまでいう「マインドフルネス」の精神を説いていると言えるだろう。 マインドフルネスももともとインドの瞑想の概念から禅へ、そしてアメリカのグローバル企業にその精神が伝わって、そののちに日本に逆輸入されたものといえる。 ある意味この著者が体験したのがアーユルヴェーダなのだから、健康のコツ=マインドフルネス(身体の感覚、心地よさに向き合う)という結論が導かれたのも必然なのかもしれない。 最後に、第9章で書かれていたスタンフォード大学精神科での研究が個人的には印象に残った。 乳がんの患者を2グループに分け、どちらも通常の治療をするが、片方だけ週に1度のグループセラピーを1年続けたというもの。 結果はグループセラピーを受けたほうが平均生存期間が2倍となった。 (通常治療のみのグループは平均18.9カ月、グループセラピーを行ったほうは平均36.6カ月生存した。) 著者は身体をよくすると心がよくなるだけでなく、心がよくなると身体の健康にも大きく影響するといういい例ではないかと書いていた。 私は慢性疲労症候群と化学物質過敏症、アトピーに悩んでいるのだが、それらの病気の根源には複雑性PTSDや発達性トラウマがあるのではないかという研究が近年登場している。 病気を治すには心と身体の両面からアプローチすることが回復をよりよくするのだろうと、この本の研究例からも感じた。 というわけで、古い本ではあるが、健康に対して哲学的に考えている点が興味深い本であった。 ただし、具体的な健康法を求めている場合は検討外れに感じると思うので、他の本を当たったほうがいいだろう。
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過去を後悔しても、未来を不安がってもしょうがない。 感じられるのは「現在」だけ。 健康と病気の間には、明らかな境界はない。 半健康・半病気の度合いの違い。 っていう言葉が印象に残った。
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