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片想い
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片想い

東野圭吾(著者)

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片想い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2001/03/28
JAN 9784163198804

片想い

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商品レビュー

3.8

103件のお客様レビュー

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2024/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「私は性同一性障害という病気は存在しないと考えています。治療すべきは、少数派を排除しようとする社会の方なんです」 性同一性障害に悩み、男らしさ/女らしさという社会通念に辟易している当事者の、しがらみを絶ち、自由に選び取った姿でさえ、そのらしさにひどく縛られたものであるという皮肉。それほどまでに、意識を変えるということは難しい。 この作品が出た2001年から23年余り。国籍、体格、障害の有無など見た目にわかる表層的な違いはもちろん、性的指向、性自認、価値観、性質、性格などの内面的な違いまで、さまざまな違いを知り、受け入れて共存していこう、という多様性社会の考え方も浸透しているけれど。 誰もが、「この心で、この体を持っている、それが自分自身だと信じているからです。何も変える必要はない」と思え、それを当然として周囲が受け入れるようになるまでに、あとどれぐらいかかるだろう。

Posted by ブクログ

2023/06/02

タイトルの「片想い」からは予想もしていなかったジェンダー問題をメインに扱った作品です。 LGBTQ、性の多様性 これらを少しずつ認識しようという動きがある現代にも、声に出せずに悩み苦しんでいる方が大勢いる事を、本書を読んで改めて考えさせられました。 東野圭吾さんが本作で訴えた...

タイトルの「片想い」からは予想もしていなかったジェンダー問題をメインに扱った作品です。 LGBTQ、性の多様性 これらを少しずつ認識しようという動きがある現代にも、声に出せずに悩み苦しんでいる方が大勢いる事を、本書を読んで改めて考えさせられました。 東野圭吾さんが本作で訴えたかった事… 今から20年以上前の作品にも関わらず、強烈なまでに心に響く作品でした。 以下、本作より ・性同一性障害という病気は存在しないと考えています。治療すべきは、少数派を排除しようとする社会のほうなんです。 ・人間は未知のものをおそれます。恐れて、排除しようとする。 ・男と女はメビウスの帯の上にいる。多くの人間は自分がメビウスの帯の上に気づかず、片想いを続けている。

Posted by ブクログ

2021/12/07

主人公がさえない脳筋男、とにかくダメなやつ。いい年なのにQBとか呼ばれている。友人を助けたいとか言っているけど、友人だったらすきなようにさせてやれよと思うことでも、自己満足のために土足であらし回るやつ。あと味悪い。話は面白そうなのに全体的に苦手なキャラが多くて引き込まれなかった。

Posted by ブクログ

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