マスード 愛しの大地アフガン

長倉洋海(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社/
• 発売年月日: 2001/12/20
• JAN: 9784309265186

商品レビュー

2023/10/01

アフガンをまとめ上げ、平和をもたらそうとしていたマスード。
長倉さんの写真展や写真集でもアフガンとの近さを感じるものは多いが、これはマスードの思想や行動、人格を軸に構成されている。

瞬間瞬間の写真から伝わってくるマスードの人柄と、情勢の厳しさ、そしてアフガンの美しさ。女の子の服の鮮やかさ。
彼が守り、再建しようとした生活も感じることができる。

イスラムだと、今この状況も、神の思し召しなのか…。今のアフガンがどうなっているのか、ニュースにあがらなくなってきた今、より不安になる。

2020/09/25

アフガニスタンの英雄マスードの
日本人ジャーナリスト長倉氏による記録

戦争やイスラムに対する見方が変わる気がする

2007/03/07

2001年9月9日、アメリカ同時多発テロの2日前に、自爆テロによって亡くなったアフガニスタンの英雄マスード（反タリバン連合最高司令官）の写真集です。

1983年、1988年、1992年と、マスードと合計300日を共に過ごした長倉さんによる、緊迫した状況から普通の日常生活にいたるまでを捉えた、美しい写真と文章の数々。

「今も戦争が終われば、大学に戻りたいという気持ちは変わっていません。勉強して、貿易の仕事をしたいと思っています。もちろん、それまで生きていられたらだけどね（笑）。商売に失敗したらどうするって？失敗したっていいじゃないか。もともと失うものは何もないんだから。」