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おくのほそ道 ビギナーズ・クラシックス 角川ソフィア文庫

角川書店【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2001/07/24
JAN 9784043574025

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おくのほそ道

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商品レビュー

4.2

40件のお客様レビュー

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2023/11/17

山形の立石寺や最上川、宮城の石巻、松島は行ったことがあるので思い出しながら読んだ。 旅行記っていってもやはり情景を際立たせるために多少の創作や誇張が混じっている。写実的なものではなく、文学・芸術性を意識している「作品」なのだ。今の人間では考えられないほどの体力だけど、逆に歩きすぎ...

山形の立石寺や最上川、宮城の石巻、松島は行ったことがあるので思い出しながら読んだ。 旅行記っていってもやはり情景を際立たせるために多少の創作や誇張が混じっている。写実的なものではなく、文学・芸術性を意識している「作品」なのだ。今の人間では考えられないほどの体力だけど、逆に歩きすぎたり動物性たんぱく質をとらない酒や蕎麦だけの食事だったから、51歳という若さで亡くなってしまったのだろうか。芭蕉だけでなく昔の人は今より寿命短いけど。でも今の人より絶対昔の人の方が体力ある。

Posted by ブクログ

2023/07/01

やわらかく、日本人らしい奥ゆかし表現で、初夏から、晩秋にかけての風情がよい。 「おくのほそ道」とも、「奥の細道」とも。本書は前者を採用している。松尾芭蕉と、弟子曾良との、俳句付きの旅行記である。 1689年元禄2年3月27日深川を出発し、日光、仙台、鳴子、酒田、新潟、直江津、...

やわらかく、日本人らしい奥ゆかし表現で、初夏から、晩秋にかけての風情がよい。 「おくのほそ道」とも、「奥の細道」とも。本書は前者を採用している。松尾芭蕉と、弟子曾良との、俳句付きの旅行記である。 1689年元禄2年3月27日深川を出発し、日光、仙台、鳴子、酒田、新潟、直江津、高岡、敦賀、大垣、を回って、9月8日に、伊勢長嶋に至る。 松尾芭蕉に同行した、曾良とは、出発以来、山中温泉まで同行、曾良は親戚を頼って伊勢へ、芭蕉は、そのあと越前、近江を回って、伊勢長島で再び曾良と合流するというもの。 もともと、伊賀上野の無足人の準武士であった、松尾家の出身であり、のち江戸に下り、俳諧で、俳聖と呼ばれるようになる。 野ざらし紀行、鹿島紀行、更科紀行、嵯峨日記など。 月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり ・行く春や鳥啼き魚の目は涙 千住 ・早苗とる手もとや昔しのぶ摺り 福島 信夫の里 ・夏草や兵どもが夢の跡 平泉 ・五月雨の降り残してや光堂 平泉 ・閑かさや岩にしみ入る蝉の声 立石寺 ・五月雨をあつめて早し最上川 奥州 大石田 ・荒海や佐渡に横たふ天の河 越後 ・一つ家に遊女も寝たり萩と月 越後 市振の関 ・赤々と日はつれなくも秋の風 金沢 ・むざんやな甲の下のきりぎりす 小松 多太神社 ・石山の石より白し秋の風 山中温泉 ・よもすがら秋風聞くや裏の山 加賀 全昌寺 ・月清し遊行の持てる砂の上 敦賀 気比神宮 ・蛤のふたみに別れ行く秋ぞ 大垣 これがおくのほそ道の、終句です。 目次 人生は旅―みちのく憧憬 旅立ち―弥生のあけぼの 草加の宿―旅の第一夜 室の八島―木の花咲耶姫 日光―仏五左衛門の宿 黒髪山―同行者曾良 那須野―八重撫子のかさね 黒羽―玉藻の前・那須の与一 雲巌寺―禅の師仏頂和尚の庵 殺生石―那須温泉〔ほか〕 葦野の柳―西行の遊行柳 白河の関―白妙の卯の花 須賀川―風流の初め 栗の花―遁世の境地 浅香山―浅香の沼のかつみ 信夫の里―しのぶもじ摺りの石 飯塚の里―佐藤氏の遺跡 飯塚―飯塚温泉の一夜 笠島―五月雨の道 武隈の松―岩沼の二木の松 宮城野―仙台の名所見物 壺の碑―多賀城出土の石碑 末の松山・塩竃の浦―琵琶法師の奥浄瑠璃 塩竃神社―和泉三郎の宝灯 松島―造化の天工 松島―雄島が磯 松島―瑞巌寺 石巻―繁華な港町 平泉―高舘・光堂 尿前の関―人馬同居の宿 山刀伐峠―危険な山越え 尾花沢―紅花と蚕飼い 立石寺―岩にしみ入る蝉の声 最上川―五月雨を集めた急流 出羽三山―羽黒山 出羽三山―月山・湯殿山 酒田―海上の夕涼み 象潟―能因島・ねぶの花 越後路―佐渡の夜空の天の河 市振―遊女と萩と月 越中路―黒部川・那古の浦 金沢―愛弟子の早世 多太神社―実盛の甲 那谷―白秋の風 山中―温泉宿の美談 別離―曾良の病気 全昌寺―一夜の隔て 汐越の松―西行の歌 天竜寺・永平寺―北枝との別れ 福井―等栽という陰士 敦賀―気比神宮と遊行上人 種の浜―ますほの小貝 大垣―終着、そして新たなる旅路へ ISBN:9784043574025 出版社:KADOKAWA 判型:文庫 ページ数:258ページ 定価:680円(本体) 発売日:2002年06月15日 第4版

Posted by ブクログ

2023/03/27

芭蕉がおくのほそ道の旅に出た3月下旬(陽暦では5月中旬だが、原文尊重で)になると、読みたくなる(仕事の繁忙期で、とても旅行などに行ける時期でもないこともあり)。 訳者の絶妙な補足や解説もあってか、ひとつひとつの句に、人間らしさ、もっと言うと人間臭さが感じられる。 俳聖・芭蕉とい...

芭蕉がおくのほそ道の旅に出た3月下旬(陽暦では5月中旬だが、原文尊重で)になると、読みたくなる(仕事の繁忙期で、とても旅行などに行ける時期でもないこともあり)。 訳者の絶妙な補足や解説もあってか、ひとつひとつの句に、人間らしさ、もっと言うと人間臭さが感じられる。 俳聖・芭蕉といっても、どこか遠くの高尚な人というよりも、身近なおじさんという感じ(失礼)。 芭蕉が敬愛した西行を次は読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

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