指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく

城山三郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 2001/08/05
• JAN: 9784103108122

商品レビュー

2019/09/19

読了…
この本は何年か前に
親父の書架から拝借した一冊
当時はまだ日本の戦史に興味も薄かったので読まずに積読してました。
特攻兵を率いて死んでいった将校達の骨柄や経歴、そしてその家族の悲哀などが綴られています。
息子とは、同じ本を読んで感想を共有した事有りますが、父とそういった経験は出来ませんでしたので思えば残念です。

2016/07/28

小説といるよりはエッセイ
参考文献も多く、インタビューにに基づいて特攻について語る
淡々と事実を語る様子がメリットでもありデメリットでもある
初めて戦争について読むときは小説っぽいほうがいいかなと思い評価3

2016/03/21

昭和２０年２月、第５航空艦隊が新設され、宇垣中将は着任早々「特令のない限り、攻撃は特攻とする」と訓示。なんたる主客転倒！　人間魚雷「回天」はじめ爆弾を抱いて死ぬ特攻兵器のオンパレード。そんな情勢の中でも中津留大尉のように「この人の下でなら、どんなことでもしよう」と心服されてた将校もいた。８月１５日午後、戦争終結を知った宇垣長官は、知らされていない中津留大尉に口頭で攻撃命令を（自分も攻撃と）。大尉は沖縄に敵が居ないことから機上で終戦を知り、長官の命令に反して米軍キャンプを避け水田に突入との著者の推理が～！