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呉・三国志(5) 秋風の巻・興亡の巻-長江燃ゆ
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:秋風の巻. 興亡の巻 |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 集英社/ |
| 発売年月日 | 2001/05/30 |
| JAN | 9784087743418 |
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呉・三国志(5)
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蜀が、魏が、呉が、それぞれに終焉の時を迎える。 とはいえ、やはり劉備、曹操、孫権の三つ巴の時代に比べて物語のスケールが小さく感じられるのは否めない。 そもそも、人物がいないのである。 孔明（と趙雲）以外、最初から大した人材がいなかった蜀や、人遣いの上手かった曹操亡き後、司馬懿を超える人材がついに出なかった魏に比べ、それなりの人材を次々に輩出した呉でさえも、最後は孫権の跡継ぎを巡る権力争いで人材が枯渇してしまった。 若いころは才あふれた孔明や孫権も歳をとり、才能より好き嫌いで人事を動かしたりするようになると、現代と変わらない腐敗が生まれて、もう三国志じゃなくてもいいんじゃないかと思えてくるくらい。 人が老いるのと同じように権力も老いるのか。 興国の時の、あふれんばかりの才能のぶつかり合いが懐かしい。
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