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ゲランドの塩物語 未来の生態系のために 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2001/06/15 |
| JAN | 9784004307303 |
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ゲランドの塩物語
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ゲランドの塩物語
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
前半では、なぜヨーロッパで自然保護やオーガニック食品に対する意識が高いのかが語られ、昔ながらの自然循環型の塩田を営むゲランドの塩の高い評価から、その塩田を守る人たちの歩み、塩田近くでの土地開発(廃棄物処理場、別荘建設など)や、塩田の維持、職人育成、販売、環境汚染・・など様々な問題...
前半では、なぜヨーロッパで自然保護やオーガニック食品に対する意識が高いのかが語られ、昔ながらの自然循環型の塩田を営むゲランドの塩の高い評価から、その塩田を守る人たちの歩み、塩田近くでの土地開発(廃棄物処理場、別荘建設など)や、塩田の維持、職人育成、販売、環境汚染・・など様々な問題について取り組む人々が紹介されている。 衝撃的だったのは、前半部分の あるイチゴの種には、輸送中に凍ったり、形が崩れないように魚の遺伝子が組み込まれているという(フランケンシュタイン・フード)話。 遺伝子組み換え作物を食することによって、その遺伝子が体内に取り込まれ免疫に影響を与える危険性については知識として知ってはいても、遺伝子組み替えの不気味さを象徴する例だと感じた。 ゲランド地方の環境や職人を守るための取り組みは、自分達の生活を脅かしかねない政策に対しNOをつきつけ、デモが多いフランスだからできることなのか、同じような取り組みをしている地域が日本にもあるのだろうかと考えさせられた。 読めばゲランドの塩を一度、試してみようと思ってしまう本だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フランスでの塩の生産現場を題材に、資源の輪廻について語ろうとしている。 岩波新書という形式の利点を最大限発揮した作品であると感じた。 新書は、こういう2つの題材の関係を描写するのによいのかもしれない。 フランスに行ったら、塩について学んでこようと思った。
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フランスの自然塩ゲランドにまつわる話と思いきや。環境問題や遺伝子組み換え食物まで話が飛び、論旨の組み立ても思いつくままな感じ。ちょっと頭へ入りづらい。もっと論点を絞り、かつゲランド塩田に特化した話なら面白さが増したのでは。
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