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エリゼ宮の食卓 その饗宴と美食外交 新潮文庫
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エリゼ宮の食卓 その饗宴と美食外交 新潮文庫

西川恵(著者)

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エリゼ宮の食卓 その饗宴と美食外交 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2001/06/01
JAN 9784101298313

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商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

フランスが国賓をもて…

フランスが国賓をもてなすときにはどういった食事などを出すのか、といった本。なかなか普段は知ることのできない内容だけに興味深い一冊。

文庫OFF

2021/05/24

大統領主催の晩餐会。ワインに託されたメッセージはときに辛辣。ワイン選びが外交と直結してるとは目からウロコ。新任のクリントン大統領を迎えての晩餐会でも、味はともかく、格付けのないワインを選んだミッテランの真意は…等々、興味深いエピソードが満載。作者の解説に納得してしまうのは、私ばか...

大統領主催の晩餐会。ワインに託されたメッセージはときに辛辣。ワイン選びが外交と直結してるとは目からウロコ。新任のクリントン大統領を迎えての晩餐会でも、味はともかく、格付けのないワインを選んだミッテランの真意は…等々、興味深いエピソードが満載。作者の解説に納得してしまうのは、私ばかりではあるまい。 ワインの知識が教養とされる欧米の文化を思うにつけ、わが国の首相たちの資質が気になるところ。 余談ではあるけれど、その昔見たデンマーク映画「バベットの晩餐会」を思い出す。こちらは善意の村人を喜ばせるための饗宴なのだけれど、アペリティフのアモン・ティリヤードから始まり、シャンパンはヴーヴ・クリコの1860年ワインは1845年のクロ・ブージョだったと記憶する。美食は罪!とばかりストイックに食卓を囲む人たちの表情が、食事が進むにつれ、ワインがグラスに満たされるにつれ、和やかに幸せな表情になっていく。大好きな映画♥️

Posted by ブクログ

2017/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了。 エリゼ宮の食卓 / 西川恵 フランスの大統領官邸エリゼ宮。 国賓か公賓か重要な人物か、晩餐会等で最高級で本物のフランス料理とワインによる外交。 提供した料理とワインすべて記録しておき、同一人物には同一料理同一ワインを絶対に出さない、そして食材もワインもフランス産だけというエリゼ宮。 フランスのことはよくわかんないけど、フランスらしいと思わせる内容です。 フランスが外交重要視しているかが料理とワインを見るとわかるというのがこちらの本のメインテーマ この時代は1990年代前後くらい。 メインはフランスミッテラン大統領とシラク大統領。 エリゼ宮のまつわる歴史にふれつつ。 イギリスやドイツ、ロシアの外交の晩餐会メニューから フランス訪問の天皇陛下へのメニュー 日本の首相(宮沢、海部、羽田)たちのメニューの違いなどなど。 その時の世界情勢、各国の政治情勢、外交のメリット、人間的な魅力などなど、いろいろあるのでございましょう。フランスがどういうスタンスをしているかがわかるということのようです。 ミッテラン大統領って14年も務めてたんですね。 たいへん面白かったです。 私もグラン・クリュの最高級のワインたちを飲んでみたいものです。

Posted by ブクログ

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