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環境のための教育 批判的カリキュラム理論と環境教育
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環境のための教育 批判的カリキュラム理論と環境教育

ジョンフィエン(著者), 石川聡子(訳者), 石川寿敏(訳者), 塩川哲雄(訳者), 原子栄一郎(訳者), 渡部智暁(訳者)

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環境のための教育 批判的カリキュラム理論と環境教育

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東信堂
発売年月日 2001/08/30
JAN 9784887134034

環境のための教育

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商品レビュー

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2010/11/09

 序章によると、本書は、オーストラリアの公立大学・ディーキン大学の学生向けに書かれたものです。また、もともとは、同国の公立大学・グリフィス大学の修士課程のプログラム用に書かれたものだとも書かれています。「ディーキン―グリフィス環境教育プロジェクト」という語も、序章のタイトルと本文...

 序章によると、本書は、オーストラリアの公立大学・ディーキン大学の学生向けに書かれたものです。また、もともとは、同国の公立大学・グリフィス大学の修士課程のプログラム用に書かれたものだとも書かれています。「ディーキン―グリフィス環境教育プロジェクト」という語も、序章のタイトルと本文に見えます。  とは言え、一般的な大学向けの環境教育テキスト(教科書)とは、ずいぶんと趣が異なる本です。ふつうテキスト(教科書)というと、比較的中立的に、様々な見解をバランスよく取り上げる意図で編まれることが多いでしょう。しかし本書は、「批判的カリキュラム理論」を主軸に据え、その視点からこれまでの環境教育や、それをとりまく教育(システム)全体を、明らかに否定的に論じています。つまり、特定の明確な思想に貫かれている、非常に論争的な本なのです。  読後感としては、私自身、率直に言って内容をよく消化できていないところや、学校教育・教員養成関係者として、すぐには首肯できない箇所もありました。それでも、学校教育を含めた教育システムや、そこで行われている環境教育を、これまでの環境教育論とはかなり異なる角度から、鮮明に論じている本であることは確かです。そして、著者の主張をどう思うかは、もはや環境教育のレベルの問題ではなく、結局は学校教育などの公教育というものの役割を、読者がどのように考えるているかにかかっているのだと思います。その意味では、首肯するにせよ反発するにせよ、環境教育関係者が自分の立ち位置を見つめ直し、隠れた暗黙の前提を自覚する上で、一読の価値がある本と言えます。  ただ、一般の読者や教師にとって、予備知識なしで理解するのにはやや難しい記述が多いことも事実です。本書のような内容を、ぐっと噛み砕いた本があると、入門編としてありがたいのですが・・・。あるいは、序章で触れられている、本書の思想に基づく実際のプログラムも翻訳されていれば、ぜひ読んでみたいのですが・・・。  なお、エピーローグに、著者自身による本書の要約がありますので、最後に以下に紹介しておきます(250文字を超えているので、「引用文」の項目ではなく本文で紹介します)。 《本書は、環境教育のための批判的カリキュラム理論を4段階のプロセスに分けて展開し、環境教育・批判的カリキュラム研究・社会行為理論の分野の文献をレビューした。このプロセスの第1段階では、環境教育の概念をめぐる論争について、イデオロギーという視点で批判し、生態社会主義的な環境保護主義と、教育への社会批判的な志向に基づいた環境教育のアプローチをとることについて検討した。第2段階では、環境のための批判的教育が掲げている社会変革に向けた目標に対応した、教育学的実践の5つの特徴を明らかにした。また、第3の段階において、環境教育におけるカリキュラム問題をさまざまな面から説明した。仮に、環境教育が社会変革のプロセスの一部として理論化され、遂行されるべきならば、「批判と再生産のことば」ではなく「可能性のことば」に基づいたカリキュラム理論が要請されることを主張した。4番めの段階でおこなったことは、社会行為理論であるギデンズの構造化理論が、そのプロセスのなかで「変革する識者」として行動する教員の可能性を規定することの検討であった。》:167ページ  原書:Fien, Jhon. (1993) "Education for the Environment: Critical Curriculum Theorising and Environmental Education", UNSW Press.

Posted by ブクログ

2009/11/03

門外漢には難解きわまるが、素晴らしい本だと思う。 環境問題の解決とか持続可能な社会の実現とか、答えのよく分からない、何通りもあり得る問題の為の教育というのは、ある特定の価値観に沿った教え込みのカリキュラムで行えるはずがない。そういうことを論じている本。

Posted by ブクログ

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