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グローバル・ガヴァナンス 政府なき秩序の模索
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グローバル・ガヴァナンス 政府なき秩序の模索

渡辺昭夫(編者), 土山実男(編者)

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グローバル・ガヴァナンス 政府なき秩序の模索

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 2001/09/26
JAN 9784130362054

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グローバル・ガヴァナンス

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2006/10/15

 様々な視点からの分析があり、日本においてはグローバル・ガバナンスの研究をする際に欠かせない本とも言える。ただ例えば、機能主義者で『帝国安定論』者の一人でもあるクラズナーはグローバル・ガバナンスを帝国支配の手段だと分析をする。しかし、これは国際政治の覇権論に留まった分析といえる。...

 様々な視点からの分析があり、日本においてはグローバル・ガバナンスの研究をする際に欠かせない本とも言える。ただ例えば、機能主義者で『帝国安定論』者の一人でもあるクラズナーはグローバル・ガバナンスを帝国支配の手段だと分析をする。しかし、これは国際政治の覇権論に留まった分析といえる。であるならば、それはそもそもガバナンスなどではなく、「覇権論」ではないだろうか。ちなみに「帝国安定論」は80年代以降、冷戦の崩壊とアメリカが覇権的負担を負うのを拒んだという視点から形骸化している。  安全保障のグローバル・ガバナンスにおける山本吉宣教授の分析は明確にガバナンスとレジームをわけ、さらに狭義、広義のガバナンスをアクターの参加ごとにわけている。私はこれに疑問があり、この類型に当てはまる実例が存在するのか疑問だ。実際、山本教授も対人地雷レジームといっておきながらも、これをガバナンスの領域で用いているし(彼は対人地雷レジームとガバナンスはアクターの参加において違うと論じているが)、疑問だ。ガバナンスとは類型だったもの、つまりシステムなのか、考える必要性がある。いずれにしてもグローバル・ガバナンスに関する論点はここにある。しかし、残念ながらガバナンスが何か、という問は自ら解決するしかないといえる。

Posted by ブクログ

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