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ぼくとアナン
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2001/12/25 |
JAN | 9784048733236 |
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ぼくとアナン
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
この本は昔昔、飯田譲治・梓河人共著の『アナン』が好きだった人が、懐かしさを求めて読むのに向いていると思います。 私は『アナン』が大好きで、大好きで、この『僕とアナン』が発売されてすぐに読んだ時には、全くもってしてピンとこなくて。 10年くらい?の時を経て、だいぶ記憶が薄...
この本は昔昔、飯田譲治・梓河人共著の『アナン』が好きだった人が、懐かしさを求めて読むのに向いていると思います。 私は『アナン』が大好きで、大好きで、この『僕とアナン』が発売されてすぐに読んだ時には、全くもってしてピンとこなくて。 10年くらい?の時を経て、だいぶ記憶が薄れてきている中で読んでみると、懐かしいアルバムを開いてみているような感慨がわいてきてなかなか良かったです。 表紙や挿絵になっているアナンとバケツが可愛くて、そう、そう、こんな子たちだったよって思えるのも、経年のお蔭ですかね。 「子ども向け」とうたっているのでこの単純さ、ストレートさでいいのかもしれないけれど……。 『アナン』の時も、『ナイトヘッド』の時もそうなんだけど、発想はものすごくいい、というか大大大好きなんです。たたもっと深いものがあるだろう!と叫びたくなるくらい、作者の想いの上澄みくらいしか文章になっていないような気がして。それが残念です。
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家にあってなんとなく読んだ作品。見事にはまりました。 大人向けに書かれた「アナン」を子供向けに書いたのがこの本です。 大筋は同じですが、こちらはバケツと名付けられたネコの視点で物語が進行していきます。 話もわかりやすく簡潔になっていて、人物名や土地名もところどころ変わっていま...
家にあってなんとなく読んだ作品。見事にはまりました。 大人向けに書かれた「アナン」を子供向けに書いたのがこの本です。 大筋は同じですが、こちらはバケツと名付けられたネコの視点で物語が進行していきます。 話もわかりやすく簡潔になっていて、人物名や土地名もところどころ変わっています。 が、「アナン」のスピリチュアルな世界観はそのままです。 むしろバケツの人間界を不思議に思う率直な気持ちや、時々書いてある「ナオ。」という鳴き声が、よりこの世界を表現している気がします。 私の中でこの作品の世界は、 “ステンドガラスのように綺麗で、でもどこか神経質でモノクロの一面も持っている” という印象を受けます。 2、3時間あれば読み切れるので、もっとたくさんの人に知ってほしい作品です。
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芸術家を迫力を持って描いた作品が私は好きです。 作者があえて「こども」向けに書いた苦労が忍ばれます。ふわふわした印象で進みながら、ところどころ、ぐっとくるセリフがたくさんあります。 「おれのイノチ、やるのになあ」P24 「きみか--」P294 まるで、自分のイノチをけ...
芸術家を迫力を持って描いた作品が私は好きです。 作者があえて「こども」向けに書いた苦労が忍ばれます。ふわふわした印象で進みながら、ところどころ、ぐっとくるセリフがたくさんあります。 「おれのイノチ、やるのになあ」P24 「きみか--」P294 まるで、自分のイノチをけずって、ひとカケラずつうめこんでいるみたいに。P334 ナガレさんは、すべてがはじまったその場所に、まるでいのるようにうずくまっていた。P357 酒井駒子さんの表紙も最高です。アナンの世界観を見事に表現されています。コラボの真骨頂を見る想いがします。
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