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白洲正子全集(第6巻)
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:旅宿の花. 近江山河抄. エッセイ 1974-1975 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2001/12/10 |
| JAN | 9784106466069 |
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白洲正子全集(第6巻)
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『旅宿の花―謡曲平家物語』(1973年、平凡社)、『近江山河抄』(1974年、駸々堂出版)のほか、1974年から75年にかけて発表されたエッセイ4編を収録しています。 『平家物語』は、世阿弥によって大成された能に多くの題材を提供しています。著者は、両者が「読むと同時に聞くもので...
『旅宿の花―謡曲平家物語』(1973年、平凡社)、『近江山河抄』(1974年、駸々堂出版)のほか、1974年から75年にかけて発表されたエッセイ4編を収録しています。 『平家物語』は、世阿弥によって大成された能に多くの題材を提供しています。著者は、両者が「読むと同時に聞くものであり、見るための台本でもあるからだ」と述べて、それらのあいだに共通点があることを指摘するとともに、「平家物語は、謡曲によって一そう深められ、哀れを増したといっても過言ではないと思う」と述べます。本作は、こうした見かたのもとで、『平家物語』にもとづく謡曲の解説がなされています。 著者は世阿弥について、「死者を成仏させることが、天職と心得ているかのように、そういう謡曲しか彼は書かなかった。花伝書の中で度々いっているように、それは自分の芸術を、「寿福増長の基」と信じていたために他ならない」と語っています。平家の武士たちの栄枯盛衰をえがいた『平家物語』に対して、彼らの救済をもたらしたのが世阿弥の作品であったとする著者の見かたは、日本中世の精神の軌跡をたどるうえで、興味深いように感じました。 『近江山河抄』は、近江の寺社仏閣・史跡などをたずね歩き、ときに歴史や神話の世界にも目を向けながら記された連作エッセイです。わたくし自身は、著者とは感性も資質もまったく異なるタイプなのですが、たくみな文章にさそわれて、ついどこかへ出かけたいという気持ちをかき立てられます。
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