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シミュレーショニズム ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2001/05/09 |
| JAN | 9784480086358 |
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シミュレーショニズム
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商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
70年代後半から80…
70年代後半から80年代にかけてアートシーンに台頭してきた(そしてすぐに飽きられた)シミュレーションアートについての論評。ジェフ・クーンズ、リチャード・プリンス、マイク・ピドロ、シンディ・シャーマン、福田美蘭、明和電機などの作家や、ハウスミュージック。サンプリング、カットアップ、...
70年代後半から80年代にかけてアートシーンに台頭してきた(そしてすぐに飽きられた)シミュレーションアートについての論評。ジェフ・クーンズ、リチャード・プリンス、マイク・ピドロ、シンディ・シャーマン、福田美蘭、明和電機などの作家や、ハウスミュージック。サンプリング、カットアップ、リミックス。挑発的な文章で我々読者を刺激してくるが、15年以上前に書かれた著書であることを忘れてはならない。
文庫OFF
該博な知識があり、かつその知識をいい意味で野蛮にかつ柔軟に使いこなすセンスにも長けており、読むにつけ唸らされ引き込まれる。椹木野衣の視線はしかしそうしてたんに美術や音楽を分析するのみにとどまらず、そうしたフィールドを可能にしている資本主義についても目配りを効かせており、したがって...
該博な知識があり、かつその知識をいい意味で野蛮にかつ柔軟に使いこなすセンスにも長けており、読むにつけ唸らされ引き込まれる。椹木野衣の視線はしかしそうしてたんに美術や音楽を分析するのみにとどまらず、そうしたフィールドを可能にしている資本主義についても目配りを効かせており、したがって(語弊を恐れずに言うなら)「政治的」な書物でもあるなと感じ入る。先行するニューアカの知識人とはまた違った種類の戦略性をベースに(そして後進の知識人の持つオタク的なノリとも異なった皮膚感覚で)、椹木の分析はこの1冊で鋭い冴えを見せる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『最後の音楽』で話題に出ててオモシロそうだったで読んだ。正直ところどころかなり難しい内容で目が滑ることが多いながらも何となく読み終えることができた。それは音楽やアートがテーマになっているからだと思う。もとは1991年にリリースされたものだが今読んでも刺激的で新鮮な論点がたくさん載っており勉強になった。 主題となるのはサンプリング/カットアップ/リミックス。前半はアート、後半はハウスミュージックに対して主題からアプローチしていく。アートのチャプターでは美術館の説明書きを読んでいるかのよう。知らない単語が頻出しつつ具体的な作品に対する論考が多い。なので読みにくいもののネットでググりながらだと比較的理解が進んだ。その中でサンプリングに関する記述で納得したのは以下のラインだった。巷ではサンプリングとパクリの違いが議論となるが下記のラインですべて説明される気がする。特に後半の「ブロウ・アップ」がキーワードだ。 *サンプリングのアーティストたちは、ある対象に徴候的に潜在するものの、当の対象にあっては非本質的な少数性でしかないものを異化変形してブロウ・アップしてみせるということだ。* ハウスミュージックのチャプターでは音楽における主題が果たす役割について論考が展開されている。ハウスが新しい音楽として紹介されていることに時代を感じつつ、相対的に権威主義としてのロックが失墜している話が興味深かった。元々ライブがバンドを教会のように崇めるようにみるのとは対照的にクラブでのハウスミュージックは崇める対象が不在である。(DJはいるけど)脱中心化についてつぶさに考察されていた。またブライアン・イーノをめぐるアンビエントに対する話も知らないことばかりで勉強になった。 最後にまとめのチャプターが用意されており、そこでは上記2つに収まらない議論がそこかしこで転がっている。正直追いきれていない議論が多いものの、白人によるロックのアプロプリエーションからヒップホップの勃興という流れの議論は新鮮だった。またエコノミーからエコロジーへという話は最近のSDGsにも通ずるものであり、ファッションのようにこの手の話も数十年単位で繰り返すのだなと改めて認識した。ここまでのレビューを読んでいただいてわかるように正直全貌がまったく掴めていないのでタイミングで繰り返し読まないといけない本だった。
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