- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
シミュレーショニズム ちくま学芸文庫
定価 ¥1,540
1,100円 定価より440円(28%)おトク
獲得ポイント10P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
1/18(土)~1/23(木)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2001/05/09 |
JAN | 9784480086358 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
1/18(土)~1/23(木)
- 書籍
- 文庫
シミュレーショニズム
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
シミュレーショニズム
¥1,100
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
70年代後半から80…
70年代後半から80年代にかけてアートシーンに台頭してきた(そしてすぐに飽きられた)シミュレーションアートについての論評。ジェフ・クーンズ、リチャード・プリンス、マイク・ピドロ、シンディ・シャーマン、福田美蘭、明和電機などの作家や、ハウスミュージック。サンプリング、カットアップ、...
70年代後半から80年代にかけてアートシーンに台頭してきた(そしてすぐに飽きられた)シミュレーションアートについての論評。ジェフ・クーンズ、リチャード・プリンス、マイク・ピドロ、シンディ・シャーマン、福田美蘭、明和電機などの作家や、ハウスミュージック。サンプリング、カットアップ、リミックス。挑発的な文章で我々読者を刺激してくるが、15年以上前に書かれた著書であることを忘れてはならない。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『最後の音楽』で話題に出ててオモシロそうだったで読んだ。正直ところどころかなり難しい内容で目が滑ることが多いながらも何となく読み終えることができた。それは音楽やアートがテーマになっているからだと思う。もとは1991年にリリースされたものだが今読んでも刺激的で新鮮な論点がたくさん載っており勉強になった。 主題となるのはサンプリング/カットアップ/リミックス。前半はアート、後半はハウスミュージックに対して主題からアプローチしていく。アートのチャプターでは美術館の説明書きを読んでいるかのよう。知らない単語が頻出しつつ具体的な作品に対する論考が多い。なので読みにくいもののネットでググりながらだと比較的理解が進んだ。その中でサンプリングに関する記述で納得したのは以下のラインだった。巷ではサンプリングとパクリの違いが議論となるが下記のラインですべて説明される気がする。特に後半の「ブロウ・アップ」がキーワードだ。 *サンプリングのアーティストたちは、ある対象に徴候的に潜在するものの、当の対象にあっては非本質的な少数性でしかないものを異化変形してブロウ・アップしてみせるということだ。* ハウスミュージックのチャプターでは音楽における主題が果たす役割について論考が展開されている。ハウスが新しい音楽として紹介されていることに時代を感じつつ、相対的に権威主義としてのロックが失墜している話が興味深かった。元々ライブがバンドを教会のように崇めるようにみるのとは対照的にクラブでのハウスミュージックは崇める対象が不在である。(DJはいるけど)脱中心化についてつぶさに考察されていた。またブライアン・イーノをめぐるアンビエントに対する話も知らないことばかりで勉強になった。 最後にまとめのチャプターが用意されており、そこでは上記2つに収まらない議論がそこかしこで転がっている。正直追いきれていない議論が多いものの、白人によるロックのアプロプリエーションからヒップホップの勃興という流れの議論は新鮮だった。またエコノミーからエコロジーへという話は最近のSDGsにも通ずるものであり、ファッションのようにこの手の話も数十年単位で繰り返すのだなと改めて認識した。ここまでのレビューを読んでいただいてわかるように正直全貌がまったく掴めていないのでタイミングで繰り返し読まないといけない本だった。
Posted by
simulationやappropriation =音楽でいうsamplingやremix 戦後のアメリカ美術 minimalism、land art、conceptual art 精度にすぎない絵画や彫刻といった制度 →80年代 歴史的展開の必然性を無視neo expres...
simulationやappropriation =音楽でいうsamplingやremix 戦後のアメリカ美術 minimalism、land art、conceptual art 精度にすぎない絵画や彫刻といった制度 →80年代 歴史的展開の必然性を無視neo expression ジュリアン・シュナーベル、デヴィッド・サーレ、キース・ヘリング、ジャン・ミシェル・バスキア サンドロ・キア、エンツォ・クッキ、フランチェスコ・クレメンテ ゲオルグ・バゼリッツ、A・R・ペンク 日本 ニューペインティング neo gioからneo pop ネオイズム 理論的背景を付与することによって、流通可能にするsimulationism レーガンによる新古典派経済政策、投資の規制緩和 106 133ボードリヤール 138 …「表現の自由」などという戯れの前に猶予される動物的痴呆性を前にして、批評の攻撃性と闘争性が放棄されてはならない。 167 176 フェミニズム理論 249 引用は肥大、samplingは霧散 引用は収奪、samplingは没収 305 スプラッター 332 ブラック・ロック 黒人が白人のために演奏する白人よりもうまい白人音楽 349 simulation artにおけるシミュラクール 362 ウクライナ・ポストモダン 386 冷戦構造の崩壊とともに敗北したのはアメリカ美術であった →フランス中心のワールドアート体制 「大地の魔術師」展
Posted by