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円の支配者 誰が日本経済を崩壊させたのか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社 |
| 発売年月日 | 2001/05/14 |
| JAN | 9784794210579 |
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円の支配者
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商品レビュー
4.4
17件のお客様レビュー
恐ろしい本だ。 文字通り、いささかの誇張もなく、震えながら読んだ。 この本は、日本の戦後の奇跡的な高度成長がいかに可能であったかから説き起こし、バブルがいかに作られ、そして破壊されたか(バブルがいかに生まれ、いかに崩壊したか、ではない)を比類のない説得力で解き明かしている。 キ...
恐ろしい本だ。 文字通り、いささかの誇張もなく、震えながら読んだ。 この本は、日本の戦後の奇跡的な高度成長がいかに可能であったかから説き起こし、バブルがいかに作られ、そして破壊されたか(バブルがいかに生まれ、いかに崩壊したか、ではない)を比類のない説得力で解き明かしている。 キーワードは、日銀による信用創造と窓口指導である。 経済構造を根本的に改革するために、意図的に生み出された危機が、日本のバブル崩壊であり、その結果としてその後の構造改革、規制緩和が可能になった。 それとまったく同じ構図が1990年代のアジア経済危機の時にも再現される。 経済を左右するのは、結局のところマネーフローであり、それを決定するのは金利ではなく、信用創造であるという著者の理路は説得的だ。そのための具体的な手法が日銀による民間銀行への窓口指導である。 問題は、窓口指導における貸し出しの上限額を決めている主体は、選挙で選ばれていない人間であり、政治家も当時の大蔵省もその決定に関与できない構造になっていた、という事実だ。 世の中のマネーの動きを支配していたのは、ごく一握りの日銀権力者(ここではプリンスと呼ばれている)だった。それも、表には出ない形で。(世界規模では、各国の中央銀行こそ、支配者) 何のために、危機は作られたのか。 著者はアメリカ財務省とFRBからの要求と、危機後に現実に起こったこととが、一致していると指摘する。 ユーロ圏における状況とアジア経済危機も含めてのグローバルな見通しにおいては、世界共通通貨を創出することが、彼らの究極の目標であることを示唆して著者は筆をおいている。 グローバリズムとは何なのか。 それはどのようにマネーと世界を支配しているのか。 そのメカニズムを明晰かつわかりやすく暴いた著作である。 この著者は、この本を24歳から書き始めた、とあとがきにある。 とてつもない天才の仕事であることは間違いない。 ちなみにこの本は、読まれると困る人たちがいるらしい。 本としては絶版で、中古本では3万円近い値がついている。英語版でも同じだ。 私は図書館で見つけて読んだ。
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#25奈良県立図書情報館ビブリオバトル「金」で紹介された本です。 2013.2.3 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-927.html?sp
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