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おいしい話 Little Selections6 あなたのための小さな物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2001/04/01 |
JAN | 9784591067628 |
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おいしい話
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おいしいお話が贅沢にも5話入っている。 うち1つは、波津彬子さんの「夏の盃」という漫画で、 徳利に取り憑いた布袋様の話。 なかなか風情があった。 清水義範さんの「ぶり大根」は、まさにブリ大根の完璧なレシピで、 よし今度この通りに作ってやろうとまで思えた。 最後は食通で有名な池波正太郎さんの「食べる」というエッセイ。 池波さんのおかあさんは、十日に一度好物の鮨をつまむことで、 一家を養う気持ちをつないだというエピソード。 短い文章だけれど、その読みごたえはさすが。 巡回図書。
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短編でさくさく読めるけれど、どれも味わい深い作品です。中でも、清水義範さんの「ぶり大根」は新婚のあつあつ夫婦が展開するぶりの煮物の作り方なのですが、とても愉快でした。この作品が収められた「12皿の特別料理」角川文庫もぜひ読んでみたいです。
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清水義範『ぶり大根』…ほとんどレシピで小説を書いてしまっていいのかぁ?でもこれはこれで読めてしまう。どの話も何かを「おいしい!」とストレートに言うのではなく、おいしいものが合間にするっと差し込まれているのだ。おいしいものは食べると幸せ、ちょっと日常をはなれるけれど、確かに日常生活...
清水義範『ぶり大根』…ほとんどレシピで小説を書いてしまっていいのかぁ?でもこれはこれで読めてしまう。どの話も何かを「おいしい!」とストレートに言うのではなく、おいしいものが合間にするっと差し込まれているのだ。おいしいものは食べると幸せ、ちょっと日常をはなれるけれど、確かに日常生活の一部なんだよなあと思う。
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