1,800円以上の注文で送料無料

この私、クラウディウス
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

この私、クラウディウス

ロバート・グレーヴス(著者), 多田智満子(訳者), 赤井敏夫(訳者)

追加する に追加する

この私、クラウディウス

定価 ¥4,620

3,135 定価より1,485円(32%)おトク

獲得ポイント28P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/29(日)~10/4(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2001/03/15
JAN 9784622048060

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/29(日)~10/4(金)

この私、クラウディウス

¥3,135

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/03/15

カエサルの血を受けて生まれるも、脚の障害と、吃音ゆえ、軍人や政治家としての大成が予想されなかった男、クラウディウス。そのクラウディウスが自伝を記したという設定の、歴史小説。 表舞台にまったく立つことなく老年を迎えるが、3代皇帝カリギュラが暗殺された次の瞬間、さながらゲリラ豪雨が...

カエサルの血を受けて生まれるも、脚の障害と、吃音ゆえ、軍人や政治家としての大成が予想されなかった男、クラウディウス。そのクラウディウスが自伝を記したという設定の、歴史小説。 表舞台にまったく立つことなく老年を迎えるが、3代皇帝カリギュラが暗殺された次の瞬間、さながらゲリラ豪雨が晴天に転じるがごとく「皇帝爆誕」する場面が良い。 カリギュラとネロという暴君に挟まれたクラウディウスの前半生は、息をひそめて粛清を恐れることに費やされる。本作はその息苦しさが生々しく伝わってくる。圧の強さが癖になる。 政敵が非人道的に粛清されていく様が、あまりにエンドレスループなので最後は笑えてくるのであるが、ユーモラスに感じる理由は「2千年の歴史フィルター」がかかっている故であり、読み終えて考え直してみると寒々とする。古事記を読むのに近い感覚。

Posted by ブクログ

2013/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

びっこでどもり、のろまだったというローマ第4代皇帝クラウディウス。そのクラウディウスの語りにより、アウグストゥス、妻リディア、ティベリウス、ゲルマニクスなどの人物が生き生きとよみがえります。翻訳文学らしい読みづらさはありますが、クラウディウスという人となり、は迫力があります。ローマ時代の男女関係の乱れのひどさ、同族結婚が多い縁戚の複雑さなどがあり、くどく感じてしまう場面はきわめて多いですが、現代も考えてみれば同じですね。同族結婚も皇室では100年ほど前までは常識だった世界です。実は人気がなかったティベリウスやクラウディウスは名君になり、人気高かったカリグラ、ネロが暴君になったという皮肉を知っている私たちとしては好意的に見ますが、恐らく人気取り政治家が多い現代も同じようなリスクがあるのではないでしょうか。それにしても人気実力ともNo1だったというゲルマニクス(ティベリウスの弟の子息、ゲルマニクスの兄、カリグラの父、ネロの祖父)が存命しているとどんな皇帝になっただろうか、ということは歴史のifとして関心があるところです。440ページで、1㌻の文字数も多く、読めども読めども進まずに疲れました。最近のベストセラーは中厚紙だそうで、早く読み進むことが要件だそうですが、痛感しました。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品