伝える技術わからせる技術 質問力・営業力・「プレゼン」力がつく！あなたの「話力」を完全補強する実践テクニック77

中島孝志(著者)

• 販売会社／発売会社: 三笠書房/
• 発売年月日: 2001/05/30
• JAN: 9784837918912

商品レビュー

2012/10/05

まあよくあるノウハウ本とゆう感じです。

海外との比較や、有名な企業の創設者の話がよく出てくるのは面白かった。
特に松下幸之助さんの話が多かった。

心に響いたのは、
「努力はかけすて保険」
いつまでも覚えているのではなく、その場その場で忘れ去るべきもの

というところ。
なるほどそうだなと思った。

2010/12/01

本日ご紹介する本は

人に対して自分の意図を伝えるための
方法論についてまとめた１冊です。

本書では、うまく伝えるための方法論を
「伝える技術」と称し、
「わかってくれない」のは、「伝える技術が間違っている」
からである、としています。

従って、「伝える技術」をしっかり学び、実践すれば
相手にきちんと通じ、望むように動いてくれる
ようになる。

我々の仕事でも、意図を相手にしっかり伝える
というのは非常に重要であるにもかかわらず
なかなか思うように行かないものではないでしょうか。

まず「伝える技術」のポイントとしては、
自分が”何を伝えたか”が重要なのではなく
相手に”何が伝わったか”が重要である。

その上で、伝える前に、相手や状況に合った
伝えるための方法論を
しっかり考えないといけない。

内容としては、

①聞いてもらう
②納得してもらう
③共感してもらう

という順番でポイントが書かれており
その上で、

④営業での応用
⑤交渉での応用

とそれぞれの分野での応用が書かれています。

本書のなかで
「ホウレンソウはまず結果から」
とあります。

話しの順番として、経過や状況を説明して
最後に結論を言うのではなく、
話しの最初に結論から伝えること。

極めて基本的なことで
いろんなところで言われていることですが、
いざその場面になると、
なかなかできていないことがあります。

また、
「伝えすぎると情報が薄くなる」
とあります。
これも日常の仕事の中で
よく経験することですが、

いかに、事前に整理をして、
伝える相手にとって重要なポイントのみを
短く、的を得た報告ができるか。
といったところです。

これを実践するには、
まず、
①事前に必要な事実を正確に把握していること
②報告相手の立場にたって、相手は何が知りたいのかを考えること
③報告の前に、自分なりの要点を整理できていること
が重要ではないでしょうか。

以上、この本にでてくる
「３ポイント回答術」
を使ってみました。
コミュニケーションに関するいろいろな
気づきがえられます。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」
伝えすぎると情報が薄くなる
「なぜ？」と理由は聞かない、「どうすべきだと思う？」と解決策を聞く
「ホウレンソウ」要領＝結論から述べること
リーダーは思想家、宗教家であるべき＝「自分の言葉で語り、人を導くことのできる人」
相手に自分の意思をどう伝えることができたか、それによって、どれだけ行動を変えることができたか
「キーパーソンに会え」「トップ面談が決めて」がなかなかできないのは、それだけの勉強をしていないから
何人いても１人に話しかけるように話す
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◆目次◆

1章 あなたの能力を倍加させる「伝える技術」
2章 相手に「聞いてもらう」ための頭の整理術
3章 上司を「納得」させ、部下に「わからせる」技術
4章 この“共感と感動”が「イエス」を引き出す
5章 一流の営業マンは「気持ちを添える」のも一流
6章 仕事の総合力 交渉力を高める
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/981c16aaeaaebc39.png

2005/08/31

頂き物〜の本です。この手の本はわかりやすいのでサラっと流してポイっとしてしまいがちですが、その単純なことを日常に落とし込んで実践するのがいかに難しいことか。数を読み落とすよりも、回数を読み込んだほうがいいですよね、この手の本。