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泥棒はライ麦畑で追いかける 泥棒バーニイ・シリーズ ハヤカワ・ミステリ1705
定価 ¥1,320
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2001/08/31 |
JAN | 9784150017057 |
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泥棒はライ麦畑で追いかける
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
泥棒バーニィの9作目。 有名な作家サリンジャーにも興味はないし、 「ライ麦畑でつかまえて」の世代でもないし、 またバーニィが美女にだまされているが、 NYに戻れて良かった。 作家と一緒に暮らしたことのある美女から、 作家の手紙を盗み出してほしいと頼まれる。 芸術家が多く長期滞在する伝説的なホテル、パディントン・ホテルから。 個人的には、クマのぬいぐるみ、パディントンが貸し出される このホテルの方が気になる。 日本人はクマ必ず借りるし、時には二頭も三頭も。 写真を山のように撮るし、 最後にはお金を払ってでも連れて帰る。 よくわかっていらっしゃる。 多分、自分も同じことをすると思う。 実在するのであれば、というか実在してほしい。 バーニィがだまされているのは美女に、だけではない、 従業猫のラッフルズの「ニャー」にもだまされて、 エサの二重取りをされている。 バーニィは泥棒かもしれないが、 詐欺師には向いていない、ということだ。 でも、最後に作家の手紙を燃やして、いや燃やしたと見せかけて、 手紙をほしがるみんなに売りつけ、 警官レイにも分け前をうまく渡して、 がっつりもうけたので、詐欺師としてもやっているかも。
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泥棒探偵バーニイがパディントンホテル@NYに住むとある大物出版エージェントの部屋に有名作家からの手紙を盗みに入るのだが、そこで出くわしたのは思いがけずベッドに横たわる死体。 有名作家のモデルとなっているのはタイトルからご想像通りのあの人。 人前にめったに姿を現さない暮らしぶりや、女性をめぐるエピソードなど作家の来歴をトレースしており、物語の味付けとして抜群。 (ただ自分はあの本は未読なので今度読んでみようと。) ローレンス・ブロックは所読だと思うが、ザ・謎解きミステリの凡庸さはさておき、軽妙な会話がふんだんに入っているなかなか心地よい読書体験だった。 古本屋と猫の組み合わせも『本の虫の本』を読んだ後では味わい深い設定だった。
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泥棒バーニイシリーズの最新作。 タイトルの通りあの作家がモチーフになっている。 [more] 謎が錯綜する仕掛けは著者お得意のもの。 そのライトミステリというにはもったいないほどの面白さ。 その洒落た雰囲気もなかなか。
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