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昭和恐慌 日本ファシズム前夜 岩波現代文庫 社会40
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2001/07/16 |
| JAN | 9784006030407 |
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昭和恐慌
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昭和恐慌
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商品レビュー
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冒頭血盟団事件で井上準之助を射殺した小沼某の供述から始まる本書は、「昭和恐慌」そのものよりも、金解禁とそれを主導した井上に代表される当時の主流派経済学の思想を軸に、対抗するケインジアンやマルキシストの主張を含めて検討していく。 軍事や外交に主眼が置かれがちな昭和史を経済の側から見...
冒頭血盟団事件で井上準之助を射殺した小沼某の供述から始まる本書は、「昭和恐慌」そのものよりも、金解禁とそれを主導した井上に代表される当時の主流派経済学の思想を軸に、対抗するケインジアンやマルキシストの主張を含めて検討していく。 軍事や外交に主眼が置かれがちな昭和史を経済の側から見ると、軍国主義ファシズムへ傾斜していく世相のうちに不況や失業に苦しむ中間層大衆の当時の経済政策に対する意識が強く作用していたことがわかる。現代から見ると輸血もせずに手術をするような緊縮政策が正道とされていたことに驚くほかはない。 本編の結びで触れられるのはワイマール共和国の崩壊を防げなかったラートブルフによる述懐。人間の合理性と非合理性を巡る反省は現代においても特に示唆に富む考察ではないか。
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「恐慌」を題材にする岩波新書に、川崎巳三郎『恐慌』というのがあった。岩波新書が復興し23冊目に選ばれたことを知って、恐慌が第二次世界大戦の起因であったと理解した点でもあった。 川崎著が世界恐慌の発生源を分析したのに対して、長幸男『昭和恐慌』は、世界恐慌に誘発された日本の農村...
「恐慌」を題材にする岩波新書に、川崎巳三郎『恐慌』というのがあった。岩波新書が復興し23冊目に選ばれたことを知って、恐慌が第二次世界大戦の起因であったと理解した点でもあった。 川崎著が世界恐慌の発生源を分析したのに対して、長幸男『昭和恐慌』は、世界恐慌に誘発された日本の農村社会、とりわけ地主制の行き詰まりと財閥のバブル後の破たんという点が印象的であった。 実は、読み終えて久しくなるが、印象としてなにげなく承知している。
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