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夜の太鼓 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2001/02/07 |
JAN | 9784480036162 |
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夜の太鼓
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夜の太鼓
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資料番号:010686327 ご利用の細則:貸出可能です 備考:【元の所在場所】自動書庫 http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/info/shoko.html
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詩人らしい美しい言葉遣いが印象的。ただ「子供のための詩を書く人」というイメージだけではない、辛らつな一面ものぞけた気がする。
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最近、本屋へ行くと、詩の本のあたりをうろうろする。しばらく前におくった詩集に石垣りんがあって、図書館へ行っても、石垣りんを検索してみたりする。 この本の「あとがき」にあった、この一節がこころにのこって、借りてきた散文集。 ▼その間[『焔に手をかざして』を出してからこの『夜...
最近、本屋へ行くと、詩の本のあたりをうろうろする。しばらく前におくった詩集に石垣りんがあって、図書館へ行っても、石垣りんを検索してみたりする。 この本の「あとがき」にあった、この一節がこころにのこって、借りてきた散文集。 ▼その間[『焔に手をかざして』を出してからこの『夜の太鼓』までの間]の今年二月、心だのみにしてきた弟と死別いたしました。大切な人を亡くすことは、喜びの受け皿を失くすことなのだと気が付きました。(p.223) この本が単行本で最初に出たのは1989年、昭和が終わった年だった。 この散文集をかばんに入れて、出た先でちょろちょろと読みながら、大きい本屋へ寄ったので、ちくま文庫の棚を探してみたけれど、この文庫に入っていたはずのりんさんの本は全部切れているようで、目録にも見当たらなかった。『ユーモアの鎖国』はずいぶん前に読んだおぼえがある(うちの本棚のどこかにあったような気もする)。『焔に手をかざして』は読んだ記憶もないし、こんどまた図書館で借りてみようと思う。 その本屋の詩の本のあたりでは、現代詩手帖特集版の『石垣りん』に平田俊子の一文などが入っているのを読んでみたり、未刊詩集として収録されている作品を読んでみたりして、また近くに並んでいたりんさんの詩集をいくつかめくってみたりして、買って帰ろうかどうしようかと迷いながら決心がつかず、また『夜の太鼓』を少し読んだりしながら帰る。 りんさんの詩もすきだけれど、この散文集におさめられたりんさんの文もよかった。しみじみとよかった。
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