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内なる殺人者
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内なる殺人者

ジム・トンプスン(著者), 村田勝彦(訳者)

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内なる殺人者

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2001/02/08
JAN 9784309203478

内なる殺人者

¥385

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2013/01/09

過小評価され過ぎていると思われるジム・トンプスン。 最近のスプラッター小説などに慣れている人からすると、味気なく感じるのかも知れないけれど、この小説が書かれたのが、1952年だということを考えると、その鬼才ぶりがわかると思う。 小説とは言え、現代の人間が抱えている闇を捉えていると...

過小評価され過ぎていると思われるジム・トンプスン。 最近のスプラッター小説などに慣れている人からすると、味気なく感じるのかも知れないけれど、この小説が書かれたのが、1952年だということを考えると、その鬼才ぶりがわかると思う。 小説とは言え、現代の人間が抱えている闇を捉えていると思う。

Posted by ブクログ

2013/01/08

いわゆる犯罪小説。作品自体は数十年前に書かれたものですが、筆致はまだまだ新鮮です。それについては、訳者の技量によるところも大きいとは思いますが。 小説の割に「架空の話」っぽく見えないのは、あとがきにもある通り、主人公であり「内なる殺人者」を抱えているルー・フォードが、現実味のあ...

いわゆる犯罪小説。作品自体は数十年前に書かれたものですが、筆致はまだまだ新鮮です。それについては、訳者の技量によるところも大きいとは思いますが。 小説の割に「架空の話」っぽく見えないのは、あとがきにもある通り、主人公であり「内なる殺人者」を抱えているルー・フォードが、現実味のある、突飛なことは何一つしない普通の人のように見える精神異常者であるからでしょう。 犯罪小説はその性質上、基本的に読者に感情移入をさせず、あくまで傍観者のような立場から物語にのめり込ませるものだと思います。その点でこの作品もその範疇を超えていないのですが(というか、その範疇を超えた時点で読者も犯罪者になってしまう訳ですが)、こういうキャラクターが周りにいないとも限らない、と思わせる部分も数多くあり、著者の素晴らしさを感じるとともに、怖い世の中を自分たちは生きているんだなぁという空恐ろしい気持にもさせられました。

Posted by ブクログ

2012/11/13

コテコテのアメリカ産ハードボイルド。ありふれた人間の持つ狂気を描くルノワール小説の先駆け的存在。多種多様な暗黒小説が出回る今となってはシンプルすぎて味気なく感じる。

Posted by ブクログ

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