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これがサンリオの秘密です。
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2000/03/14 |
JAN | 9784594028664 |
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
ゴミ拾いや接客、ショーへの出演etc. これらはサンリオ創業者 辻信太郎氏が、ピューロランドに赴いた際の一日の職務である。 2000年刊行当初の話でさすがに今はされていない(と思う)が、創業者自らがテーマパークのあちこちに顔を出すというのもなかなか珍しいスタイル。 こうなると、...
ゴミ拾いや接客、ショーへの出演etc. これらはサンリオ創業者 辻信太郎氏が、ピューロランドに赴いた際の一日の職務である。 2000年刊行当初の話でさすがに今はされていない(と思う)が、創業者自らがテーマパークのあちこちに顔を出すというのもなかなか珍しいスタイル。 こうなると、表紙のようにデフォルメ化された辻氏がサンリオの一キャラに見えてきても何らおかしくはない。(父親勢の目を引くため、ダンサーの衣装デザインを変更されたご判断には眉をひそめたが…) 本書の内容は簡単な社史・会社や個人の在り方を辻氏なりにアドバイスしたものだが、難解用語はさして登場せず、とにかく文章が易しい。 過去の経営状況や心境なども赤裸々に綴られている。株価の下落や’95年からの四期連続無配の暗黒時代を青息吐息を吐く思いで過ごされたこと。(今の繁栄ぶりを考えると、まず信じ難い…よく生き永らえたなーとただ感心するしかなかった汗) なかなか周りに相談できない社長業の辛さ。しかし… 「万策尽きたときは、社長自ら辞めればいい」 「社長になった以上、自分が永久に社長だというくらいの気概で仕事を」 弱音を見せながらも社長業に心から責任と誇りを持っており、どこかウキウキした様子さえ見せる辻氏。「楽しい職場にしよう」と従業員ファーストで動かれるのも社長として好印象。色々あるがゆっくりお昼休憩が取れるよう始業時間を9時半にズラしたのは、なかなかに粋な計らい。 サンリオと言えばキャラクタービジネス。今や社の代名詞でもあるハローキティは意外にも緻密な市場調査を経て誕生していた。当時社会全体で軽視されがちだった著作権を早速彼女に導入したりと、商品(って呼び方は彼女に失礼かな…)としても昔から丁重に扱われていたんだなー 経営不振の暗黒時代よりも前、更に鬱屈した時期があった。著者の役人時代だ。戦後、何と闇市で石鹸等を売り捌いていた時期があったという。それに不寛容だった祖父を気にして山梨県庁に入ったが、血の通わないデスク仕事に辟易して退職。すぐに前身となる山梨シルクセンターを設立する。サンリオに改名後はキャラクターや映画の製作、家族全員が安心して楽しめるテーマパーク作りと、ディズニーにも引けを取らないサンリオワールドを切り開いて行ったのである。 本に載っていない氏のその後を調べると、'20年に社長の座をお孫さんに譲られ現在御年94歳と今もご健在。 そう言えば、先日行われたサンリオキャラクター大賞の第1位はシナモロールで、ハローキティが6位だった。これも新たなサンリオ史の表れだったりして…
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歴史ある会社及び社長というか、会社そのもの=辻さんの起業前、起業スタートから現在までの生き方が書かれている。そのユニークな発想、着眼点。そして社員を大事にする考え方。とても面白いが、エンターテイメント事業に執着する考え方はよく分からなかった。エンターテイメントは分かるが、その手法...
歴史ある会社及び社長というか、会社そのもの=辻さんの起業前、起業スタートから現在までの生き方が書かれている。そのユニークな発想、着眼点。そして社員を大事にする考え方。とても面白いが、エンターテイメント事業に執着する考え方はよく分からなかった。エンターテイメントは分かるが、その手法が古い?もうすでに顧客のニーズが変わってきているんじゃないだろうか。
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