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共生虫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2000/03/20 |
JAN | 9784062100274 |
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
2000年3月20日 第一刷発行 再読 この年の谷崎潤一郎賞 受賞 「変身」の毒虫から、読みたくなってしまい再読。 主人公は、自身の体内に、殺戮と絶滅を司る「共生虫」を宿していると信じている、引きこもり青年ウエハラ。彼は、インターネットコミュニティに繋がりを模索し始める。 で...
2000年3月20日 第一刷発行 再読 この年の谷崎潤一郎賞 受賞 「変身」の毒虫から、読みたくなってしまい再読。 主人公は、自身の体内に、殺戮と絶滅を司る「共生虫」を宿していると信じている、引きこもり青年ウエハラ。彼は、インターネットコミュニティに繋がりを模索し始める。 ですが、この共生虫は途中でちょっと放置気味。ウィルスか寄生虫かと、期待していたのですが。 「共生虫」と共存しはじめたウエハラは、社会へ出て殺戮への道をしっかりと歩み始める。 ラストにインターネットコミュニティの人間の手記が書かれているが、明確な言語で崩壊した文章。読み手の思考も崩壊させそう。そして、最終章のウエハラは、明確な思考で崩壊していく。 まあ、希望は見えない小説です。
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寄生虫 寄生動物 細菌は単細胞分裂増殖 人間:地球 細菌:ゾウ ウイルス:ネズミ ウィルスは非生物、細胞に寄生しないと生きていけない。 風邪ウイルスにも抗生物質は効きません。 ウィルス 遺伝子 コルテス アステカ 天然痘
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村上龍を読みたくなって、いくつかの作品の冒頭を読み、とっつきやすそうだという理由で選んだ一冊。 思えば私のように生まれた時からインターネットやパソコンが存在していた時代の人間には、こうした電話線でネットをつないでいた時代の情報特定のされやすさは知っておくべきであったと思われた。いや、この作品内におけるネットでの記述は本物かどうかすら怪しい。単なる脅しかもしれない。それにしてはやたらに具体的で、生々しかった。 付随して言えることだが、全体的に嘘と真実の見分けがつかなくなる。ネットという画面の向こう側の世界と、ウエハラの視点を通して描かれる世界は非常に無味乾燥としていて、狂気に満ちている。行き当たりばったりに出会った人々を、殺そう、と思ったり、信用しよう、と思ったりと、彼の何かに対する依存らしきものは入れ換わりが激しく、一貫性がない。そして読者の視点からすればその一貫性のなさが貫かれていて、終始はらはらすることに違いはない。これを読んでいて一番よく書けてるな、と思ったのはウエハラが父の頭をバッドで割るシーンだ。臨終の父親に対して、常識からすれば考えもつかないような「防空壕」がどうだとかという話をする。その時点での彼には、目の前の死にそうな父親よりも、共生虫の手がかりかもしれない防空壕が大事だったわけである。この会話の作りに、背筋にぞくりとするものを感じた。 この話には理屈も何もない。ただウエハラという引きこもりの破天荒な人物から見た世界がそのままに書かれているだけである、といえば分かりがいい。殺戮に至るまですら偶然の産物で、その行動や変わった世界の見え方を呆然と読みつくすしかない。個人的にはいわゆる狂人、が分かりやすく書かれていて面白かった。ただ、好みはかなり別れやすい作品だと思う。 多分卒論にはこれを選ぶかと。時期に読み返すことになるので、再読したらまた感想を書こう。
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