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老人読書日記 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2000/12/01 |
JAN | 9784004307068 |
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老人読書日記
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
タイトルから退屈そう…
タイトルから退屈そうだと思ったが、内容はぐっと惹きこまれた。著者は88歳シナリオライター、映画監督。妻を亡くし孤独が身にしみる夜、読書が救い。思い出の本や作家を語る。文章読みやすい。
文庫OFF
新藤兼人監督読書日記、というか、著名人の著書を引き合いにしてご自分の人生観、人間観を語っている本です。とは言っても、流石に新藤兼人さんで厳しく研ぎ澄まされた人間観察が語られているので、読者も心して立ち向かう姿勢が必要です。
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「私とはなにか」を問い続け、妻を亡くした老人の孤独と苦悩が赤裸々に語られる。その年齢にならないとわからない事があるというのを思い知らされる。そう考えると、老いる事も悪くはないのではないか?と思えてくる。 印象に残ったのは<罪と罰>の「老人というのはそんなおだやかなものではない、妄...
「私とはなにか」を問い続け、妻を亡くした老人の孤独と苦悩が赤裸々に語られる。その年齢にならないとわからない事があるというのを思い知らされる。そう考えると、老いる事も悪くはないのではないか?と思えてくる。 印象に残ったのは<罪と罰>の「老人というのはそんなおだやかなものではない、妄執、欲望、恐怖、で苛立つばかりだ。過去に裏切られた数々の無念、また裏切ったことへの痛恨、確実に死に向かって一歩一歩近づいている恐怖、家族に疎んじられている口惜しさ。平和を愛するどころか修羅の巷といっていい」 誰もが老人になる。その時開く本はどのような存在なのだろうか? 新しい本はヒミツの扉、古い本は別れた恋人との再会になるのだろうか? そんな生活が送れるのなら上出来なんだろう。
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