- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-00
猟奇文学館(3) 人肉嗜食 ちくま文庫猟奇文学館3
定価 ¥858
825円 定価より33円(3%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | 内容:悪魔の舌 村山槐多著. 狐憑 中島敦著. 香肉 生島治郎著. 秘密 小松左京著. 夜叉神堂の男 杉本苑子著. 子をとろ子とろ 高橋克彦著. ことろの首 夢枕獏著. 肉屋に化けた人鬼 牧逸馬著. 血と肉の愛情 筒井康隆著. 薫煙肉のなかの鉄 山田正紀著. 姫君を喰う話 宇能鴻一郎著 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2001/01/10 |
| JAN | 9784480036131 |
- 書籍
- 文庫
猟奇文学館(3)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
猟奇文学館(3)
¥825
在庫なし
商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
全部で3巻の完結短編…
全部で3巻の完結短編集。よくぞ出版してくださいました。永久保存版です。中でもこの3巻目が個人的には最高に好きです。順番に呼んでいって最後に感動。良かったです。
文庫OFF
カニバリズムがモチー…
カニバリズムがモチーフの短編集。ホラーというよりもエロティックです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
解説に、水木しげるが別冊宝島228「死体の本」(1995)で、「そういうふうになりますよ、自然に」と事もなげに語っていた、と。 これでもう尽きる。すべての短編に勝る。 ツイッターで「水木しげる 死体の本」と検索してみたら、まあまあヒットした。 なんでも町山智浩や柳下毅一郎が関わっていたころの「宝島」。 つまり悪趣味やバッドテイストや、狭義の意味でのサブカルの文脈でもありそう。 特に好みの作品には★印。 @ ■「悪魔の舌」村山塊多 ★ 何度か読んだことのある作品だが、やはり凄い。 この作家の文章や絵に触れると、息苦しくなる。 ■「狐憑」中島敦 ★ ハードボイルド読書探偵局 2022.05.26 で興味を持って、青空文庫で既読。 面白い。 物語ることそのものに手を伸ばそうとする小説。 ■「香肉」生島治郎 筒井康隆・編「異形の白昼 恐怖小説集」(ちくま文庫)で、「頭の中の昏い唄」のみ読んだことのある作家。 やや構図的かな。 ■「秘密(タプ)」小松左京 ★ 「霧が晴れた時」で既読のはずだが、すっかり忘れていた。 兄、妻、妹の行いよりも、集まった警官や町の人たちの淡々とした行動のほうが、怖い。 藤子・F・不二雄「流血鬼」の「真っ白い眼」を思い出した。 ■「夜叉神堂の男」杉本苑子 初めて読む作家。 年に一度の衝動。呪いにより。 割と耽美なところも。 ■「子をとろ子とろ」高橋克彦 「ドールズ」といくつか短編を読んだことのある作家。 わかりやすい(CGっぽい)怪異に遭遇する……そこがどうにも安っぽくて興ざめ。 いい話へ落ち着くあたりも。 ■「ことろの首」夢枕獏 「ひとをからかうのはおもしろい」という一文と、その後のサラリーマンのスケッチは一昔前のオッサンの小説だなぁと思っていたが、強烈なゴア描写を経て、あーなるほどというラストへ。 巧み。 ■「肉屋に化けた人鬼」牧逸馬 フリッツ・ハールマン。まあ「ハンニバル・レクチャー博士」などポッドキャスト番組や、いろいろで知っているシリアルキラー。 その人自身はまあどうでもいいっちゃいいのだが、個人的には島田荘司が「牧逸馬の世界怪奇実話」(光文社文庫)を編集しているので、気になっている作者。 おそらく島田荘司にとって、乱歩と並んで、読書原体験だったりするんだろうな。 ■「血と肉の愛情」筒井康隆 ★ 描写の記号性は、それこそ藤子・F・不二雄の絵柄で思い浮かべるくらい、マンガチック。 だが、おそらく筒井康隆がフロイトやユングにハマっていたころで、「人間モーセと一神教」の原父殺害の件が参照元にあるのだろうけれど、さらに進んで、テレパスゆえにわかる食われる物の残留感情が美味につながる、という凄い設定は、さすが筒井康隆。 ■「薫煙肉のなかの鉄」山田正紀 押井守に導かれて「神狩り」を読んだが、全然ぴんとこなかった。 ジョージ・ミラー「マッドマックス2」の4年前とのこと。 確かに押井守の「ケルベロス鋼鉄の猟犬」などのハードボイルド文体に影響を与えてそう。 あるいは「マッドマックス」経由で、東山彰良「ブラックライダー」や「罪の終わり」を強烈に思い出した。 ■「姫君を喰う話」宇能鴻一郎 ★ タイトルがネタバレしているが、姫君を喰った滝口の武士が鬼となり虚無僧となって現代、モツ焼き屋で、私に語る。 私が開陳する、内臓喰い、ニアリーイコール、アナル攻め、という論もまず強烈な上、 出会った男が鬼でしたという、どういう頭の構造してたら思いつくんだ、という。 後半が白眉なのは間違いないが、意外と前半の論も面白くて、アナルのにおいに、〈ほのぼのとして、おおらかで、なつかしい……いわばごくごく、人間的な匂いです〉と。 ここで稲垣足穂を強烈に連想した。A感覚の郷愁……。 ということで、アンソロジー猟奇文学館、三冊を団子三兄弟に見立てるならば、串が貫いた部分は宇能鴻一郎で、なかんずく尻の穴で……ということでよろしかったのであろう。 ◇解説 七北数人
Posted by 
