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君らの狂気で死を孕ませよ 新青年傑作選 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:死体昇天 角田喜久雄著. 精神分析 水上呂理著. 人間灰 海野十三著. 睡り人形 木々高太郎著. 秘密 平林初之輔著. 四次元の断面 甲賀三郎著. 閉鎖を命ぜられた妖怪館 山本禾太郎著. 陰獣 江戸川乱歩著 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
| 発売年月日 | 2000/12/25 |
| JAN | 9784041434024 |
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君らの狂気で死を孕ませよ
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
赤と青の2冊を引っ張り出してきた。というのも、 つい先月「戦前日本モダンホラー傑作選 バビロンの吸血鬼」(創元推理文庫)を読みたいと思った。 が、それはあえて「新青年」誌以外から精選した21編、とのこと。 2021年の「『新青年』名作コレクション」(ちくま文庫)も我慢したくらいなので、まずは王道の「新青年」読み直しから始めなければと思ったので。 1970「新青年傑作選」全5巻(立風書房)がまずあって、 それと重複しないように、 1977「新青年傑作選Ⅰ 推理編Ⅰ 犯人よ、お前の名は?」 (角川文庫) →2000「君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選」として改題復刊(赤) 1977「新青年傑作選Ⅱ 推理編Ⅱ モダン殺人倶楽部」 (角川文庫) →2000「君らの狂気で死を孕ませよ 新青年傑作選」として改題復刊(青)←本書 また1977年のシリーズには、 「新青年傑作選Ⅲ 推理編Ⅲ 骨まで凍る殺人事件」 「新青年傑作選Ⅳ 怪奇編 ひとりで夜読むな」 「新青年傑作選Ⅴ ユーモア・幻想・冒険編 おお、痛快無比!!」 がある。 Ⅲ、Ⅴは調べ切れていないが、Ⅳは角川ホラー文庫に組み入れているみたい。 ともあれ2000年版角川文庫のサブタイトルが素敵。 ■「死体昇天」角田喜久雄 なるほどそういう倒叙ものか。 ■「精神分析」水上呂理 わっかりやすいフロイト俗流精神分析で推理。 むしろほのぼのしていて、それも味。 ■「人間灰」海野十三 このトリックはなんとなく見覚えがあるかも。 もはやバカミススレスレだが、文体が面白いので引き込まれる。 にしても「人肉散華」ってすごいフレーズ。 ■「睡り人形」木々高太郎★ これは人形愛好者ピグマリオニストには他人事ではない小説。 しかも割と寓話っぽく収めそうなところを、エグい現実突きつけてきやがる……くらっちまったぜ。 ■「秘密」平林初之輔 なるほど密会というニュアンスかと思いきや、秘密の錯綜。 ■「四次元の断面」甲賀三郎 こりゃ微妙。 SFっぽいタイトルだが、むしろ登場人物には見えない断面、ということか。 ■「閉鎖を命ぜられた妖怪館」山本禾太郎 怪奇の雰囲気はいいが。 ■「陰獣」江戸川乱歩★ 再読のはずだがすっかり騙されて、断トツに面白かった。 タイトルがネタバレの「・・・・」を思い出すのは簡単だし、作中でも言及されているが、さらにひねってくる。 ◇解説 中島河太郎
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「新青年傑作選2 推理編2 モダン殺人倶楽部」を改題復刊 (収録作品)陰獣(江戸川乱歩)/閉鎖を命ぜられた妖怪館(山本禾太郎)/四次元の断面(甲賀三郎)/秘密(平林初之輔)/睡り人形(木々高太郎)/人間灰(海野十三)/精神分析(水上呂理)/死体昇天(角田喜久雄)
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