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儚い光 ハヤカワ・ノヴェルズ
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儚い光 ハヤカワ・ノヴェルズ

アンマイクルズ(著者), 黒原敏行(訳者)

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儚い光 ハヤカワ・ノヴェルズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2000/10/31
JAN 9784152083067

儚い光

¥2,255

商品レビュー

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2026/06/12

ホロコートで一命を取り留めたヤコープ少年はギリシア人学者アトスに助けられてギリシアで共に生きていく。行方不明の姉ベラのことが忘れられず、後にアレックスと結婚してもポーランドでの悪夢がもとで破局する。60歳になり25歳下のミケーラと結ばれるが訪れたアテネでふたりは交通事故死する(ど...

ホロコートで一命を取り留めたヤコープ少年はギリシア人学者アトスに助けられてギリシアで共に生きていく。行方不明の姉ベラのことが忘れられず、後にアレックスと結婚してもポーランドでの悪夢がもとで破局する。60歳になり25歳下のミケーラと結ばれるが訪れたアテネでふたりは交通事故死する(どうも妊娠してたようだ)。 つらい場面が続いた痛ましい物語だった。

Posted by ブクログ

2026/03/06

痛ましい記憶を克服しようとする戦いが、自分を救いきれなくとも、それが誰かの助けになることがある。 瑞々しいギリシャの島々や、灰色のカナダの風景、美しい文体にのせ、記憶や歴史は紡がれ、またときほぐされていく。

Posted by ブクログ

2021/09/05

記憶に捕らわれるということ、自身の記憶とは限らない、親の記憶や一族の記憶を担うとはどういうことなのだろう。その記憶が強烈な辛い負の記憶であったら。 7歳のヤーコプはナチスのホロコーストで家族を失い1人さ迷っていたところを、ギリシャ人地質学者アトスによって救われる。 アトスの愛情...

記憶に捕らわれるということ、自身の記憶とは限らない、親の記憶や一族の記憶を担うとはどういうことなのだろう。その記憶が強烈な辛い負の記憶であったら。 7歳のヤーコプはナチスのホロコーストで家族を失い1人さ迷っていたところを、ギリシャ人地質学者アトスによって救われる。 アトスの愛情の深さに感嘆する。愛情深いだけでなく素晴らしい教育者だ。 二人の生活が語られる時、アトスが教えた言語、詩や物語、植物や鉱物の自然の驚異、音楽の話が多くを占めている。 そんな話がヤーコプの救いになっていったことがわかる。二人の生活は静かな美しさに充ちている。そこに時折、ヤーコプの辛い記憶が紛れ込む。記憶を封印することは姉を永遠に失うことだと繰り返し思い出すのだ。治りかけた傷に爪をたてるような行為は痛ましい。 第二部のベンの話へと続き、ヤーコプの人生が静かに輝きを持って示され、余韻がいつまでも続く。豊かな静謐な時間を過ごしました。

Posted by ブクログ

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