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憲法のことが面白いほどわかる本 身近な毎日の生活や事件にこんなに関係があったのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中経出版 |
発売年月日 | 2000/06/08 |
JAN | 9784806113638 |
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憲法のことが面白いほどわかる本
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憲法は国家権力に対するブレーキであり、憲法においてもっとも重要な価値は個人の尊重である。アメリカでは、お土産売り場のようなところに、憲法の小冊子が置いてあるらしい。それぐらい身近なものであるはずの憲法が、日本ではその理念が理解されておらず、縁遠いもののように扱われている。 本書...
憲法は国家権力に対するブレーキであり、憲法においてもっとも重要な価値は個人の尊重である。アメリカでは、お土産売り場のようなところに、憲法の小冊子が置いてあるらしい。それぐらい身近なものであるはずの憲法が、日本ではその理念が理解されておらず、縁遠いもののように扱われている。 本書では、少年の凶悪犯罪や通信傍受法(盗聴法)など巷で話題になったテーマを取り上げ、その対処や措置が憲法の理念から考えて本当に妥当なものなのか、具体的に検討している。10代でもわかるような平易な言葉で書かれており、内容もわかりやすくしているのだろうが、洞察力か苦労した経験のある10代でないと、すんなりとは読めないかもしれない。 憲法のことは専門家だけにきちんと捉えられているのだと思うが、細かい記述で気になるところがいくらかあった。例えば、アメリカでは厳罰化によって少年犯罪がかえって増加した、と著者は言うのだが、厳罰化と少年犯罪の増加は本当に相関関係があるのだろうか。厳罰化に意味がないということを主張するなら、厳罰化は少年犯罪の抑止にならなかったと書けば十分だと思う。そういった、憲法の理念と直接関わらない事実や背景についての記述の甘さが気になって、私はイマイチ入り込めなかった。
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