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岡山女
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岡山女

岩井志麻子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2000/11/30
JAN 9784048732635

岡山女

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商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2012/09/15

片目を失くしたことにより得た霊能力で細々と生きている女・タミエが関わった、依頼人達の闇を綴った短編集。非常に淡々としており、死霊と生霊、生きた人間までが入り混じって誰が生きた人間なのか分からなくなってくる。とりあえず読んで明るい気持ちになれる本ではないです。

Posted by ブクログ

2012/07/15

ぼっけえきょうてえ が凄すぎたのか、少しテンションダウンしてる。連作なのでごつく書けなかったのかも。ミステリーでもなくホラーでもなく、想いを露吐するでもなく中途半端に終わってる。残留思念という単語を見て興ざめしてしまった。

Posted by ブクログ

2011/08/08

妾として生きていた女がそのご主人様に片目を斬り付けられてから霊視の力を得、それを生業としていく短編集。 最近さっぱり見ないが一時期バラエティに出ていた岩井志麻子さんの強烈なキャラクターにヤラレて以来ぞっこん大好きなのだが、作品を読むのはこれが初めて。 読むならやはり映画化もされた...

妾として生きていた女がそのご主人様に片目を斬り付けられてから霊視の力を得、それを生業としていく短編集。 最近さっぱり見ないが一時期バラエティに出ていた岩井志麻子さんの強烈なキャラクターにヤラレて以来ぞっこん大好きなのだが、作品を読むのはこれが初めて。 読むならやはり映画化もされた「ぼっけぇきょうてぇ」からか?と思いつつ、この「岡山女」は大好きなホラー漫画家長久保貴一さんが漫画化されたのを読み逃してしまい、古本屋にもAmazonにも見つからずそれなら原作読めばいいじゃん!ってことで選びましたw 作者本人のファンになってからその本業の作品をやっと読むという順番むちゃくちゃな感じなんですが、結論そこそこ面白かった! 文章に独特の湿度がある。 私の大好きなジャパンホラーはこうでなくっちゃ!というツボを押さえてて雰囲気は抜群。 ただとにかく怖がらせてやろうというのではない。 貧困や生まれの不利からくるどうしようもない現実。 狡さや嘘が無ければ食べてはいけないから両親の工作に支えられながら霊視を生業としているが、死霊も生霊も本当なら視たくも関わり合いになりたくもない主人公。 もっと単純にホラー小説なんだろうな、と思って読み始めたので良い意味で裏切られました。 でも★3つ止まりかなぁ。

Posted by ブクログ