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竹下派死闘の七十日 文春文庫
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竹下派死闘の七十日 文春文庫

田崎史郎(著者)

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竹下派死闘の七十日 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2000/11/10
JAN 9784167174026

竹下派死闘の七十日

¥550

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2018/10/08

長妻昭の「招かれざる大臣 政と官の新ルール」で、氏が何度も読み返した書として取り上げられていた。読み込みすぎて、ぼろぼろになり、2回、3回と買い直したらしい。 竹下派が結成されるころから、分裂されるまでを事細かに詳述している。よくぞここまで調べたものだと感心した。当初はペンネー...

長妻昭の「招かれざる大臣 政と官の新ルール」で、氏が何度も読み返した書として取り上げられていた。読み込みすぎて、ぼろぼろになり、2回、3回と買い直したらしい。 竹下派が結成されるころから、分裂されるまでを事細かに詳述している。よくぞここまで調べたものだと感心した。当初はペンネームで発表されたらしい。会社から2週間の出勤停止になったとのこと。ジャーナリストにふさわしい意気込みだ。 しかし、本書では竹下派を取り囲む人間関係については事細かに述べられているのだが、各政治家が日本をこうしたいとか、こうあるべきとか、達成したい政策についてはほとんど触れられていたなかったのが残念。趣旨に反するからかもしれないが、それではいったい何のために権力闘争をしたのか、モチベーションは何なんだろう。権力そのものが目的化しているのではないとは、自分には読み取れなかった。

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2014/02/12

自民党分裂抗争劇を迫真のタッチで描き出した政治ノンフィクションの白眉。竹下死去にいたるまでの最新情報を増補加筆した決定版。(親本は1995年、2000年文庫化) ・プロローグ ・第一章 5億円事件の真実 ・第二章 揺れ続けた金丸 ・第三章 対決 ・第四章 経世会分裂前夜 ・第五章...

自民党分裂抗争劇を迫真のタッチで描き出した政治ノンフィクションの白眉。竹下死去にいたるまでの最新情報を増補加筆した決定版。(親本は1995年、2000年文庫化) ・プロローグ ・第一章 5億円事件の真実 ・第二章 揺れ続けた金丸 ・第三章 対決 ・第四章 経世会分裂前夜 ・第五章 雌雄決するとき ・第六章 小沢包囲網 ・第七章 「竹下派七奉行時代」 ・エピローグ ・あとがき ・文庫版のためのあとがき 鉄の団結を誇った竹下派がいかに分裂していったのか。興味深く読んだ。本書では2000年の6月までしか触れられていないが、その後の小沢一郎の凋落ぶりを考えると興味深いものがある。(一時は民主党の首脳として力を振るったことを考えると隆盛を極めた結果、没落したといった方が正確か) 読み進めると、本書執筆時点には既に小沢一郎の欠点が露となっている事がわかる。歴史の証言と言うにはまだ生々しいが、ジャーナリストがみた記録として貴重である。

Posted by ブクログ

2011/10/22

佐川急便事件によって金丸信が竹下派会長を辞任したことを受け、竹下派は会長代行・小沢一郎のグループと小渕・橋本・梶山らの反小沢グループに分裂する。反小沢側の後ろ盾であった竹下登の巧みな多数派工作は竹下氏の凄みを感じさせる。佐川急便事件対応をめぐる小沢・梶山の対立は示唆に富むものだが...

佐川急便事件によって金丸信が竹下派会長を辞任したことを受け、竹下派は会長代行・小沢一郎のグループと小渕・橋本・梶山らの反小沢グループに分裂する。反小沢側の後ろ盾であった竹下登の巧みな多数派工作は竹下氏の凄みを感じさせる。佐川急便事件対応をめぐる小沢・梶山の対立は示唆に富むものだが、結局事態の真相に本書なりの回答があるかというと微妙。

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