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ここはどこ 時に空飛ぶ三人組 文春文庫
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ここはどこ 時に空飛ぶ三人組 文春文庫

岸田今日子(著者), 吉行和子(著者), 冨士真奈美(著者)

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ここはどこ 時に空飛ぶ三人組 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2000/05/10
JAN 9784167237059

ここはどこ

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2013/03/25

満足です。3人三様に文章がうまいところもいい。最近の女優はエッセイ集などだすまえに一読すべき。わたしのこのみはやはり岸田今日子さんであったのだが、冨士眞奈美さんは、愛さずにはいられないキャラクターがひらめきながら読みやすい旅行記という文章だし、吉行和子さんはしっちゃかめっちゃかに...

満足です。3人三様に文章がうまいところもいい。最近の女優はエッセイ集などだすまえに一読すべき。わたしのこのみはやはり岸田今日子さんであったのだが、冨士眞奈美さんは、愛さずにはいられないキャラクターがひらめきながら読みやすい旅行記という文章だし、吉行和子さんはしっちゃかめっちゃかになりつつもいいたいことは言う骨太さ、岸田今日子さんは何かに憧れる少女のかわいらしさがありつつ老獪な部分も見せるセンチメンタルがそれぞれの魅力だ。この3人での本が2冊しかでていないというのが本当に惜しい。 それぞれの旅エッセイが収められているが特におもしろいのはやはり3人で行った旅を交換日記のようにそれぞれふりかえるところだろう。女友達への慈しみ、驚き、あきれ、もちろん愛情もたっぷりありながら、友情に浸るようなヒマがまったくないのが女3人のかしましさ。特にオーストラリアでハーレーにのるところがすきさ。 ちなみに冨士眞奈美さんは山羊座、吉行和子さんは獅子座、岸田今日子さんは牡牛座です。

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2011/04/19

岸田今日子目当て。 細切れすぎてしみじみとした良さは分からなかったけれど 岸田今日子は湿ってぬめっと陰気(大好き)で 吉行和子は一番ほんわかお嬢さんに見えつつ黙って熱く 冨士真奈美は豪快で女優肌で繊細なところもある…… ということが文章から匂ってきた。

Posted by ブクログ

2010/03/12

(2008.06.16読了) 女優のなかよし3人組の旅行記です。「外国遠足日記帖」は、岸田今日子さんの単独著作の旅行記だったのですが、続編の「スリはするどこでする 続・外国遠足日記帖」では、一部、吉行和子さんと冨士真奈美さんが分担して執筆していました。 旅行記三冊目は、完全に三人...

(2008.06.16読了) 女優のなかよし3人組の旅行記です。「外国遠足日記帖」は、岸田今日子さんの単独著作の旅行記だったのですが、続編の「スリはするどこでする 続・外国遠足日記帖」では、一部、吉行和子さんと冨士真奈美さんが分担して執筆していました。 旅行記三冊目は、完全に三人の著作になっています。 三人一緒の旅は、日を分けて手分けして書いています。「たらふく台湾」「ふらふらハワイ」「気まぐれオーストラリア」の3本です。テレビの企画で、放映されたようです。 冨士真奈美さんの旅行記は、6本。吉行和子さんの旅行記は、4本。岸田今日子さんの旅行記は、6本、収録されています。 仕事で出かけた先のこと、家族と出かけたテレビ企画の旅行など、様々です。女優なので、まったく個人的な気楽なたびというのはなかなかできないようです。 気休めの時間つぶしには、適した本と思います。3人のたびは、実に楽しそうです。 最後のあとがき代わりに三人組のいきさつが語られています。 岸田さんと冨士さんは、1960年ごろに、三島由紀夫の「鏡子の家」のテレビドラマで競演したことがきっかけです。 岸田さんと吉行さんは、清水邦夫さんの芝居で、競演したのがきっかけです。1975年ごろでしょうか。 冨士さんと吉行さんは、俳句が縁で仲良くなった。1985年ごろでしょうか。 三人での最初の海外旅行は、1994年のスペイン旅行のようです。冨士さんは、飛行機嫌いで、それまでは飛行機は避けていたようですが、岸田さんと吉行さんに説得されて、思い切って乗った。ただし、娘さんに同行してもらった。 冨士さんの愛読書は、「剣客商売」です。(読んでみようかと思います。) 吉行さんの旅行記に、母親のあぐりさんと一緒に行った話が出ています。91歳でメキシコユカタン半島に行っています。実に元気です。旅行に出かける前には、散歩をして足を鍛えたようです。スペイン語も勉強したとか。 92歳のときには、なんとヒマラヤに出かけています。吉行和子さんのほうは、標高3千メートルで、酸素ボンベが必要になったのに、あぐりさんは、平気だった。 岸田さんの旅行記は、岸田さんの小説と同様、どこかとぼけているようでもあり、恐ろしげなところもあって、楽しめる。 (2008年6月17日・記)

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