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頭のない鯨 平成政治劇の真実 朝日文庫
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頭のない鯨 平成政治劇の真実 朝日文庫

田原総一朗(著者)

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頭のない鯨 平成政治劇の真実 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2000/03/01
JAN 9784022612892

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2009/02/18

田原氏がどこまで本当に書いてるのかは知らないが(笑)、少なくともこの「物語」の当事者として、この本が田原総一郎名で書かれるだけの理由は十分にある。 しかし、この文庫が出た当時、93年に始まった自民党政治の変革は未だ途上にあった。この一年後に起こる小泉革命も、今後起こるであろう政権...

田原氏がどこまで本当に書いてるのかは知らないが(笑)、少なくともこの「物語」の当事者として、この本が田原総一郎名で書かれるだけの理由は十分にある。 しかし、この文庫が出た当時、93年に始まった自民党政治の変革は未だ途上にあった。この一年後に起こる小泉革命も、今後起こるであろう政権交代も、未だ知らざる状態の「中間報告」に過ぎない。 しかし、そう考えた時、政治改革の熱狂が一瞬冷めた経世会の橋本・小渕時代に、この「振り返り」のインタビューが書かれた事は多いに意義があった。 すべては一瞬の熱狂だった―自民党の官僚・党人エリートたちが、そう思っていたその一年後から、日本は指導者の個性を強烈に押し出す政治に代わって行った。 そして、この話に出てきた登場人物のうち、一人、小沢一郎だけが、未だに政治の中心にいる。 「頭の無い鯨」、本当にこの題名は秀逸だと思う。

Posted by ブクログ

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