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負けた戦争の記憶 歴史のなかのヴェトナム戦争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三省堂 |
発売年月日 | 2000/05/10 |
JAN | 9784385359359 |
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負けた戦争の記憶
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著者の処女作「ジャングル•クルーズにうってつけの日」は、瞠目すべきベトナム戦争の論だった。 文化としてベトナム戦争を見るという視点が驚きだった。 メディアの生み出すベトナム戦争の表象を軽やかに描いてみせた傑作だ。 処女作から13年後に再びベトナム戦争を取り上げた著者は、今度はア...
著者の処女作「ジャングル•クルーズにうってつけの日」は、瞠目すべきベトナム戦争の論だった。 文化としてベトナム戦争を見るという視点が驚きだった。 メディアの生み出すベトナム戦争の表象を軽やかに描いてみせた傑作だ。 処女作から13年後に再びベトナム戦争を取り上げた著者は、今度はアメリカ史の中にベトナム戦争を位置付け、向き合いたくない「負けた戦争」としてベトナム戦争のアメリカ人の記憶をさぐる。 日本人が敗戦を受け入れるのに時間が必要であったように、アメリカ人にとって、ベトナム戦争は長らく「誤った戦争」だった。 「誤った戦争」が、「負けた戦争」として認識するために、どれだけの時間が必要とされ、どのような内的葛藤があったのか。 「負けた戦争」の記憶はどのように記憶されるのか現代アメリカ社会をテーマとしながらも、問題関心は、「負けた戦争」を、経験した日本社会に向けられている。
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引用が非常に多いにもかかわらず、引用を通じて筆者本人が何を言いたいのか、全体としてどう論理を展開したいのかが伝わってこない。また文章中のカッコ書き(こういう補足)が頻出して不快だった。正式な場で書く文章では、極力避けるべき表現だと学べた。形式と内容は直接関係しないとはいえ、形式...
引用が非常に多いにもかかわらず、引用を通じて筆者本人が何を言いたいのか、全体としてどう論理を展開したいのかが伝わってこない。また文章中のカッコ書き(こういう補足)が頻出して不快だった。正式な場で書く文章では、極力避けるべき表現だと学べた。形式と内容は直接関係しないとはいえ、形式が整っていない文章の内容は推して測るべしである。 こういうハズレくじを引いたときに、それがハズレたる所以を言語化しつつも、最後までサラッと読み終えられるようになった。読書力の成長を感じる。
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面白いことは面白いけど、面白いのは引用部分で著者がなにをしたいのかよくわからない。 分類がわからないけれど、これが学術書だとしたら文章が修飾過多で情緒的すぎる。 漢字にふられたカタカナ語のルビは伝えるための工夫というより「なんとなくクリスタル」時代のかっこつけに見える。 一人...
面白いことは面白いけど、面白いのは引用部分で著者がなにをしたいのかよくわからない。 分類がわからないけれど、これが学術書だとしたら文章が修飾過多で情緒的すぎる。 漢字にふられたカタカナ語のルビは伝えるための工夫というより「なんとなくクリスタル」時代のかっこつけに見える。 一人称が「私たち」なのも気にいらない。何を指して私「たち」と呼ぶのか。 日本人の私?ベトナム世代より少し下の私? 「語り」をテーマにし、語り手の背景に物語を沿えまくる文章を書くにしては己の語り方に無頓着すぎる。 教育に関する批判は的外れ。 ベトナムという同じテーマを扱っているだけで、みんなが同じ論点について語るわけじゃない。 自分の論点と違うからダメという偏狭な考えは批判とは言えない。 全体的に、自分が見えていない感じ。 大学生のレポートかと思ったら先生だったよ。 でもテーマは面白い。 記念碑に集まるモノたちに「ノスタルギガンテス」を連想した。 あれはそういう話だったんだろうか。
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