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あざみ姫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2000/02/29 |
| JAN | 9784198611507 |
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あざみ姫
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とある王国で子宝に恵まれない王様とお妃様の元に待ち望んでいた子どもが訪れます。そうして家族3人仲良く末長く暮らしました。だと、話がそこで終わってしまうのでまぁ色々あるお話です。 まず出だしの文章が素敵。「むかしむかし、時の流れがまだ時計にきざまれなかったころのおはなしです。」そんな素敵な文章どうやって思いつくのだろう。 そんな昔な時代ですからね、植物だって意思を持って喋ります。植物の種類によって階級が決まっているようなので人間じみてて嫌な感じ。どんな生き物でもそうなんだろうか。嫌味な植物ということで、ディズニーアニメの不思議の国のアリスに出てくるパンジー達を思い出す。 「雑草」と人間的言えば多分「平民風情が」と皆から軽んじられていたあざみの献身と胆力が少し胸にくるものがある。情けない声で「あざみィ」と呟く。お前ってやつは…。 人間になったあざみは庭師の息子を含む国の子供たちと遊び始めます。色んな子と遊んでたけども、文章と絵的に庭師の息子とあざみ姫は、他の友達よりも少し特別な相手なのだろう。恋とまではいかないけど、ちょっと甘酸っぱい関係を垣間見て少女漫画で育ってきた恋愛思考がフィーバーする。いいね!最高!身分差とか色々あるけど、なんべくハッピーエンドでお願い! 王と王妃はそれはもうあざみ姫を可愛がり過保護に育てます。待望のひとり娘だもんな。過保護になるのはわかるよ。桐の箱に入れてとか言うもんね。囲いたくもなるよね。でも姫を見てあげて!全然喜んでないよ!大事にしたい気持ちがから回ってるよ!そんな親の過保護の壁を乗り越えやってきます。そう!庭師の息子!君を待ってた!行くんだ庭師の息子!姫の笑顔を守るんだ!と、応援していましたが、庭師の息子もまだ子ども。過保護の壁が徐々にグレードアップされ鉄壁の如くたちはだかれば太刀打ちできません。けれども彼は諦めない。(彼だけでなく他の友達も諦めてません。人望熱い、あざみ姫) 最終局面となり、城の庭の危機に庭師の息子が名乗りをあげます。さすが!行くんだ!庭師の息子!そしてあざみ姫とのハッピーエンドに!と期待に胸を抑えながら読み進めるも、切ない展開となります。あざみ姫元が植物だしね、ストーリー進行の端々でフラグ立ってたしね。シカタナイ。カナシイ。 最後の絵で庭師の息子だけがあざみ姫が消えてしまった空を見上げています。なんと切ないことか。 恋と育つ前のきっと一番大切な友達のと別れは彼の心に深く残ってずっと忘れられないのだろう。百合の香りがするたびに姫を思い出し、薔薇の手入れをしていれば、もしかしたら、何かしらで触れてしまった彼女の手を思い出すかもしれない。本題である王様と王妃様は国の子はすべからく我らの子だと、あざみ姫が消えてしまった事で気がつけましたという物悲しいトゥルーエンドより、庭師の息子の心情が気掛かりになってしまう。この先誰かと家族になっても彼の心の中にずっと姫がいるような気がしてしまう。なんてことしてくれるんだよぉ。お話としては切ないきれいな童話としてとても好きですが、それはそれ、これはこれ、として二次創作でハッピーエンドにしたい。報われてくれ庭師の息子。
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この絵本を以前読んだときは、優しい色彩で繊細に描かれた絵に惹かれました。絵本というより、美しい画集を眺めているような感覚でした。 最近になって、懐かしさから再びこの絵本を手に取り読み返してみると、物語の奥深さにあらためて気づかされました。以前は子供向けの童話だと思っていましたが、...
この絵本を以前読んだときは、優しい色彩で繊細に描かれた絵に惹かれました。絵本というより、美しい画集を眺めているような感覚でした。 最近になって、懐かしさから再びこの絵本を手に取り読み返してみると、物語の奥深さにあらためて気づかされました。以前は子供向けの童話だと思っていましたが、今回は「生きるとは何か」ということを考えました。 むかしむかし、あるところに、子どもがほしくてたまらない王さまとおきさきさまがいました。お城の庭のやなぎの木は、王さまとおきさきさまを思って、ゆりかごを編みました。ばらたちは、そのゆりかごに花びらをちらし、ゆりたちは金の香り、けしたちは緋色のちりめん、ひなぎくたちは、きらきらとまぶしい白さをふりまきました。そんな中、やなぎの木や花たちから「身分の低い雑草だ」と蔑まれていたあざみが、最後に自分自身を根っこから引き抜き、ゆりかごに身を投じました。そのあくる朝、ゆりかごの中には赤ちゃんが眠っていたのです。王さまもおきさきさまも大喜びで、赤ちゃんをお城につれていきました。「この子をけっしてあぶない目にあわせぬよう、たいせつに育てよう」と決意します。 小さな姫を守るため、お城の高い塀の上に鉄の矢が並び、門は鋼の格子となりました。さて、お姫さまはどのように成長し、物語はどのような結末を迎えるのでしょうか。 自分がすべきことに気づき、誰かに必要とされ、生きる意味を見出すことは幸せなことだと思います。けれど、その意味にたどり着くまでには、あきらめなければならない欲があり、その喪失感は切ないものです。 それでも与えられた役割を全うできる人生は、やはり素晴らしいと思いました。
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